うぱーブログ

読んで、どうぞ

ロナたんハァハァ

f:id:JYOKA:20200517091916p:image

ナナシスという作品をご存知だろうか。

正式名称は「Tokyo 7th シスターズ」である。

http://t7s.jp/index.html

↑公式リンク

いわゆるアイドル系2次元コンテンツであり、アイマスラブライブ同様、複数メディア展開もしている。すでに6周年を迎えながら未だにアニメ化はなされていないが、2020年夏に劇場版アニメとして70分のアニメが期間限定上映されることが発表済みだ。

今回の記事では、そのナナシスという作品の中心人物の1人である、角森ロナ(つのもり ろな)という女の子について、彼女の歩みを追いながら語っていきたいと思う。(具体的にはEPISODE1.0-003、EPISODE2.5-003、EPISODE3.5-003、EPISODE4.0である)

 

f:id:JYOKA:20200517095537p:image

 

先に言っておくが、愛ゆえに長くなる。大量のスクショも載せる。

そしてネタバレ注意だ。

 

 

 

 

 

目次

  1. ナナシス概要
  2. 角森ロナのプロフィール
  3. t7sにおけるロナ
  4. ニコ様を目指して
  5. アイドル・角森ロナ
  6. プラスワン
  7. ナナシスをすこれ

 

 

 

 

 

 

 

 

1. ナナシス概要

ナナシスについてまずどこから話せば良いのか。

時に2034年

アイドルがいなくなった時代に、再び本物のアイドルが誕生する

公式HPより

2032年、伝説の国民的アイドル「セブンスシスターズ(以下セブンス)」が解散してしまい、アイドル氷河期となった日本。

プレイヤー(私達)はかつてセブンスのいた「ナナスタ」という劇場を根拠地として、ナナスタ2代目支配人としてアイドルをプロデュースしていくという話。(そのためナナシスファンのことは支配人と呼ばれる。アイマスでのプロデューサー呼びのようなものである)

前述したように既に現実世界で6周年を迎えているためアプリ内でのエピソードも豊富。一部の時系列について支配人の間で議論を呼んでおり、この問題はepisode 4.0の公開によって起こったことなのだが、今回はあくまで角森ロナちゃんの記事なのであまりそこに踏み込まないこととしよう。

ストーリーの上でメインとなるのは「777☆SISTERS」であり、スリーセブンシスターズと読む(略してt7s)。ナナスタのメインユニットで、その人数は12人。そのほかにもユニットはあるのだが、今回は省略する。

f:id:JYOKA:20200517095454p:image

未だデビューしていないアイドルが3人いるが、その3人も含めて登場人物はほぼフルボイスである。デビューしていないのはおそらく声優および声優事務所の問題であろうと思われるので、キャラが不人気だとかということではない。

 

2 . 角森ロナのプロフィール

公式のキャラ紹介は以下の通りだ。

「ビバドーナツ」というドーナツチェーン店でアルバイトをしている16歳。引っ込み思案な性格で、泣き虫。駄目な自分に落ち込むことも多かったが、セブンスシスターズの歌に励まされてセブンスシスターズ、特に七咲ニコルの大ファンになった。
年齢 : 16歳
誕生日 : 5月20日(おうし座)
血液型 : A型
身長体重 : 147cm/39kg
スリーサイズ : B78/W53/H76
CV : 加隈 亜衣
ニックネーム : ロナ
特技 : お手玉くらいしか…
好きな物 : ニコさま 動物さん
所属 : 高校生、アルバイト
ユニット : 777☆SISTERSWITCH NUMBER 4

いわゆる「気弱だけど芯は通っているキャラ」であり、「アイドルに憧れているキャラ」である。あまり人物を概念として捉えて類似性や共通項を見出そうとするのは好きではないが、わかりやすく例えるならμ'sの小泉花陽ちゃんあたりが近いかもしれない。

この類のキャラは運動は苦手であることが多いが、ロナちゃんの場合はそういった描写はほぼない。むしろ「セブンスの踊りを真似していた」「高校生ながらドーナツ屋でアルバイトをしている」など、運動能力は並レベルにはある。ただしドジっ子であり、やや不幸体質に近いものもある。(彼女のふぇえええという可愛らしい声はオチに使われやすい)

学校に友達は少なかったらしいが、セブンスの踊りを真似して踊ってみせたことでクラスの輪に入っていけたらしい。本人はニコさま(セブンスの七咲ニコル)に救われたとしている。

f:id:JYOKA:20200517100224p:image
f:id:JYOKA:20200517100234p:image
f:id:JYOKA:20200517100240p:image
f:id:JYOKA:20200517100229p:image

↑EPISODE1.0-003 第3話「ロナのこだわり」より。彼女にとってのセブンス、とりわけ七咲ニコルという存在は、『勇気や元気をくれた人』『背中を押してくれた人』なのだ。

 

f:id:JYOKA:20200517101015p:imagef:id:JYOKA:20200517101021p:image

↑EPISODE1.0-003 第1話「私をアイドルにしてください!」より。

彼女のアイドル観が分かる言葉だ。自分がかつてセブンスに背中を押してもらったように、私も誰かを支えられる人になりたい。ロナちゃんの言動の根底には、いつもセブンスから貰った勇気と彼女自身の優しさがある。

愛だけでは生きるのに苦しいのが現実。アンパンのヒーローではないが、生きていくには愛と勇気が必要だ。彼女は愛を持って生まれたが、勇気は十分でなかった。彼女に勇気を与えてくれたのはセブンスだ。そんな彼女がアイドルとなりファンに与えるものは、果たして愛なのか勇気なのか。

 

 

3 . t7sにおけるロナ

ナナシスにおいてアイマスの信号機のようなものはなく、どちらかといえばラブライブのようにメインユニット全体、一人一人にスポットを当てたストーリー展開となっている。

ただストーリー上の核となる人物はやはりいて、私はハル、コニー、ロナであると考えている。

 

コニーとは、六咲コニーのこと。ナナスタ2代目支配人の相棒であり、ナナスタの敏腕ジャーマネ(自称)。アイドル達のサポートに徹しており、仕事はサボることが多いものの、ここ1番で頼りになる。その正体は七咲ニコルなのだが、彼女がアイドル引退後になぜマネージャーとなったのか、そしてなぜ……。そのことは部分的には示されながらも未だ謎とされている。(2020年6月時点)

f:id:JYOKA:20200517175501p:image

↑マネージャーとなっても、セブンスを牽引し時代を席巻した可愛さとパワフルさは健在。こんな同僚(19歳)がいたら、私は死ぬまで働いてしまいそうだ。

 

ハルとは、春日部ハルのこと。t7sにセンターの概念があるかは不明だが、μ'sでの高坂穂乃果アイマスでの天海春香といったポジションである。ストーリーで最初に出会うアイドルであり、過去にアイドルをやるも挫折して辞めたという闇を抱えている。

f:id:JYOKA:20200517175650p:image

↑掃除大好き(異常なくらい)。そこもまた可愛い。支配人に対する信頼がありありと感じられ、私達はいつのまにか親のように彼女に寄り添ってしまう。そういう魅力を持った女の子である。

 

そしてロナ。角森ロナちゃんは3番目に加入する。ハルとムスビという前2人のアイドルとは違い、自らアイドルを志望してきた子だ。アイドルは基本スカウト加入であり、ロナちゃん自身も一応スカウトなのだが(下の画像参照)、元からアイドルに憧れていたのはロナちゃんのみである。(スースはセブンスに会いたかっただけ)

f:id:JYOKA:20200517103150p:image

↑EPISODE1.0-003 第1話「私をアイドルにしてください!」より。2人の運命的な出会いは、コニーが大好きなビバド(ビバドーナツの略)の店内で起こった。

 

コニー、ハル、ロナ。彼女達は「アイドルだった女の子」「アイドルになりたかった女の子」「アイドルになりたい女の子」なのだ。

 

ちなみに、これは余談であるが、2番手加入のムスビにも(メインからは逸れるものの)ストーリー上で重要な役割が与えられている。それは支配人との関係である。

f:id:JYOKA:20200517180129p:image

↑私の推しの1人なので画像を貼る。推しである以外に画像を貼る理由は必要だろうか?いや、必要でない。(反語)

 

女性アイドルによる複数メディア展開のコンテンツである以上、客層として想定するメイン層は男性である。したがって彼女達の性を……というビジネス的観点は置いておくとして、アイドル系コンテンツともなればやはり男性との距離感は重要な課題だ。

例えばラブライブは徹底的に男を排除し、「百合」をチラつかせた上で少年漫画的な物語とした。アイドルではないがガルパンもこれに近い。また幼女向けの作品であれば恋愛要素は希薄で構わない。

ナナシスの場合はアイマス同様、プレイヤーの分身として男性がアイドル達の面倒を見ているという設定がある。そのため支配人に対して『ラブ』の意味での好きを抱えるキャラが現れており、t7s内に限定すれば該当するのはムスビ、スミレ、スースということになろう。(諸説あり)

スミレは自覚していながら隠す、スースは自覚しており隠しもしない。それに対してムスビは無自覚である。

年頃の女の子を描く上で欠かせない恋愛というものを担う彼女達3人の中でも、ムスビは特に丁寧に描かれている。そしてこの役割はハルとロナには任せられるものでない。なぜなら彼女達が支配人に恋愛感情を抱いてしまうと、それがアイドルであることの意義に関わってくるからだ。ハルとロナは常にセブンスと仲間とファンを見ているのであり、支配人も仲間である。その愛にエロースが含まれると根幹から歪んでしまう。

気になる人は参考として、イベントエピソードの「スイート・セブンス・デイズ」と、同じくイベントエピソードの「SHAPE OF HEART」を読み比べてほしい。もちろん先にt7sのメインエピソードを読んでおくのが望ましいが(時系列の問題)。

 

 

ここからはロナちゃんの歩みを追っていく。彼女の物語について考察することで、その魅力を見つけていきたい。

 

4 . ニコ様を目指して

上述したようにロナちゃんはニコさまを強く尊敬し、憧憬の念を抱いている。そのニコさまに「アイドルの素質がある」と言われたから、彼女はアイドルの道に足を踏み入れた。

f:id:JYOKA:20200517183643p:image
f:id:JYOKA:20200517183649p:image

↑EPISODE1.0-003 第1話「私をアイドルにしてください!」より。尊敬するニコさまが突然目の前に現れ、彼女からアイドルの素質があると言われる。その時のロナちゃんの喜びは察するに余りあるものだろう。


f:id:JYOKA:20200517183813p:image

↑EPISODE1.0-003 第2話「憧れのアイドル」より。嬉しそうなロナちゃんを見ると胸が苦しくなる。この笑顔を、私は護りたい……。

 

彼女の理想のアイドルとはニコさまだ。彼女はニコさまになりたくてアイドルとなった。しかし偉大なアイドルの姿は遠い。なにより彼女は七咲ニコルではない。

f:id:JYOKA:20200517185433p:image
f:id:JYOKA:20200517185439p:image

↑EPISODE1.0-003 第3話「ロナのこだわり」より。

ずっとニコさまに憧れてきた彼女だからこそ、七咲ニコルとの距離が分かってしまう。ニコさまみたいなアイドルにはなれない。アイドルを一瞬でも目指したことで今まで以上にそれを痛感した彼女は、この日からナナスタに来なくなってしまう。だがコニーは去りゆく彼女を押し留めたりはしなかった。

f:id:JYOKA:20200517190232p:image
f:id:JYOKA:20200517190222p:image
f:id:JYOKA:20200517190226p:image
f:id:JYOKA:20200517190237p:image

↑EPISODE1.0-003 第4話「かえり道」より。

ロナちゃんを連れ戻したのは、支配人とハルだった。「アイドルとは何だろう。七咲ニコルもアイドルもよく分からないけれど、ロナの良い所なら知っている」そう語るハルに、見守っていた支配人も重ねる。たとえ七咲ニコルでなくても、ニコさまのようにはなれなくても、誰かに元気を与える存在になれている。それは彼女の描くアイドル論に対する肯定であり、その上で彼女が既にアイドルであることを示す言葉だった。

このサブタイトル「かえり道」とは、私は夢からの帰り道なのだと思う。一度憧れのニコさまに誘われて、一瞬だけ夢へと歩き始めた。だがニコさまになれずアイドルを辞めようとしていた、夢からの帰り道。引き止めたのはハル。ハルは一度夢破れて帰り道を歩いた者だ。そのハルが、ロナを引き止めた。ロナと話をする前に言葉を探すハルの表情は、ロナの姿をかつての自分に重ねていたが故のものなのかもしれない。

そしてハルと支配人の言葉に応え、アイドルを続けることにしたロナちゃん。彼女はニコさまから貰った勇気でステージに立つ。その視線の先には、ニコさまでなく、彼女自身のファンの姿があった。

f:id:JYOKA:20200517192213p:image
f:id:JYOKA:20200517192218p:image
f:id:JYOKA:20200517192209p:image

↑EPISODE1.0-003 最終話「オール・アバウト・マイ・アイドル」より。普段はおちゃらけているコニーも、アイドル論になると真剣になる。彼女がなぜマネージャーとなったかのヒントもそこにあるのだろうか。

 

セブンスはアイドルとして大成功したと思われているが、ニコル本人はナナスタのアイドル達に対して自分達とは違う道を歩んで欲しいと思っている。アイドル自身の魅力を引き出すことを念頭に考えている彼女は、もしかしたら、自分達が歩まなかった未来を期待しているのかもしれない。

f:id:JYOKA:20200517192751p:image

↑EPISODE1.0-003 最終話「オール・アバウト・マイ・アイドル」より。

七咲ニコルからの、この言葉。

それは諦めずに帰ってきて、アイドル角森ロナとして歩み始めたロナちゃんに対する、最大の祝福であり賛辞であり褒美だったことだろう。

 

 

5 . アイドル・角森ロナ

アイドルになることはゴールではなく、スタート。憧れのニコさま、そしてハルやムスビをはじめとする仲間達とのアイドル生活。その中でロナちゃんはあることを感じていた……。

ある日、ロナちゃんはアルバイトしているビバドの前で、単独ソロライブを行うことになる。独りでライブなんて出来ないとその場にいたハルとスミレにも協力(共演)を頼むのだが、コニーはそれを跳ね除ける。またしてもニコさまに背中を押されたロナちゃんは、単独でのライブ出演を決意、コニーとの特訓を始めることになる。

f:id:JYOKA:20200517230323p:image
f:id:JYOKA:20200517230334p:image
f:id:JYOKA:20200517230330p:image
f:id:JYOKA:20200517230318p:image

↑EPISODE2.5-003 「ウィッシュ・ユー・アー・ヒア」前編より。アイドルとは遊びではない。コニーはロナちゃんにプロ意識を教え、そしてマンツーマンのレッスンを始める。

 

独りでライブをするのとユニットでライブをするのとではまるで違う。その分だけスペースを活かしたパフォーマンスをしなければならず、また代わりはいないため休むことも許されない。コニーは熱心に指導を続けるが、運動が苦手ではないとはいえ得意でもないロナちゃんに、少しずつ疲れが見え始める。

f:id:JYOKA:20200517231203p:image
f:id:JYOKA:20200517231158p:image
f:id:JYOKA:20200517231208p:image
f:id:JYOKA:20200517231152p:image
f:id:JYOKA:20200517231214p:image
f:id:JYOKA:20200517231222p:image

↑EPISODE2.5-003 「ウィッシュ・ユー・アー・ヒア」前編より。コニーの指導から本気度が伝わる。厳しくするのは、それがロナちゃんのためだと心から思っているから。ロナちゃんもニコさまのメニューについていこうと必死だ。応援にきたナナスタのメンバーも2人の集中した特訓に驚くほどであった。

 

本当にこのままで大丈夫なのか。ただ頑張ればいいというものではなく、プロなのだからパフォーマンスは完成されたものでなければならない。難度の高いものに全力で挑戦したけど本番は失敗してしまいました、では許されないのだ。技量や体力や心身の状態と向き合いながら折り合いをつける。それは恥ずべきことではないし、むしろしなければならないこと。

そのためコニーも支配人もロナちゃんに対してダンスの難度を下げようと提案するが、彼女はそれを拒む。どうしてか。彼女の口から発せられた思いは、周りに対する焦りにも似た羨望であった。

f:id:JYOKA:20200518083928p:image
f:id:JYOKA:20200518083911p:image
f:id:JYOKA:20200518083922p:image
f:id:JYOKA:20200518083905p:image
f:id:JYOKA:20200518083859p:image

↑EPISODE2.5-003 「ウィッシュ・ユー・アー・ヒア」中編より。

ロナちゃんがアイドルを志したきっかけは、七咲ニコルであった。しかし、自分は七咲ニコルにはなれないと分かった。仲間達はそれで良いと言ってくれた。

でも、じゃあ自分はどうなりたいんだろう。ロナちゃんはそのことに悩んでいた。ニコさまのようになりたいという願いは今も抱いているが、ニコさまを目指すことはやめた。しかし自分はそこで足踏みしていて、目標がハッキリしてる仲間達のように変われていない。

ニコさまになりたい。それ以外の目標を、自分が歩むアイドルとしての道をより明確にするため、ロナちゃんは単独ライブという壁を乗り越えたかったのだ。周りに頼っているだけじゃない。自分の輝きでステージを満たせる、ファンの心を照らせるのだということ。そのことをロナちゃんは求めるようになっていた。

それは他でもない七咲ニコルが、そういうアイドルであったからだ。

f:id:JYOKA:20200518084037p:image

f:id:JYOKA:20200519071659p:image
f:id:JYOKA:20200518084032p:image

↑EPISODE2.5-003「ウィッシュ・ユー・アー・ヒア」中編より。ロナの意志に固いものを感じたコニーは、弱気になって悪かったと謝る。それはロナちゃんという1人のアイドルが持つ覚悟に対するリスペクト。その姿はまさしく敏腕ジャーマネに違いない。

 

f:id:JYOKA:20200518085243p:image
f:id:JYOKA:20200518085259p:image
f:id:JYOKA:20200518085248p:image
f:id:JYOKA:20200518085254p:image

↑EPISODE2.5-003「ウィッシュ・ユー・アー・ヒア」中編より。本当にこれで良かったのかなと心配する支配人に、コニーが語る。彼女もまた答えは分からないなかで、ロナちゃんを信じることにした。

 

f:id:JYOKA:20200518085721p:image
f:id:JYOKA:20200518085710p:image
f:id:JYOKA:20200518085715p:image

↑EPISODE2.5-003「ウィッシュ・ユー・アー・ヒア」中編より。支配人が去ったあと、コニーは1人呟く。かつての仲間はもういない。頼れる人がいないなかで、彼女は頼られる側の存在となっている。「寂しいよぅ」コニーの声優・水瀬いのりさんの表現する寂寞感が素晴らしい。

 

元 伝説のアイドル七咲ニコルといえども、ステージを降りれば1人の19歳の女の子。セブンスの活動についてはEPISODE0.0、EPISODE0.7、EPISODE3.0-012などでしか語られていないが、特にEPISODE0.7などを見れば、彼女の独白にも感じるものがある。

今の彼女はマネージャーであり、アイドルではない。ステージに立つのはコニーではなくロナちゃんだ。だから彼女がどれだけ頑張ろうとも、結局のところロナちゃんが失敗すればそれは失敗なのだ。他人を信じることしかできない裏方だからこその無力感も感じたのだろうか。

七咲ニコルは天衣無縫のアイドルテロリストと呼ばれたそうだが、六咲コニーはそうはいかない。自由気ままにやれたあの頃とは違う。もしロナちゃんが失敗した時、誰よりも傷つくのはロナちゃんだ。その責任を負いながら、それでもコニーはロナちゃんを信じて送り出す。その勇気は、アイドル角森ロナがくれたものではないかと私は思う。

 

ここで、神様はさらに試練を課した。当日に用意されたステージは、聞いていたよりも遥かに大きなものだったのだ。

f:id:JYOKA:20200518091454p:image

↑EPISODE2.5-003 「ウィッシュ・ユー・アー・ヒア」後編より。あちらのご厚意ではあるが、支配人もコニーも困惑。既に客は入っていて変更は不可能。対策を打てないまま、開演の時間が迫る。

 

なんとか壁を乗り越えようとしているロナちゃんを試すような舞台変更に、彼女は青ざめてしまう。

「助けてニコさま……。ニコさま……怖いよぅ……」

やっぱり自分にアイドルなんて。何度も振り払ってきた感情が再び彼女の胸に湧き上がる。

そんな彼女を助けたのはt7sの仲間達であった。

f:id:JYOKA:20200518094109p:image
f:id:JYOKA:20200518094055p:image
f:id:JYOKA:20200518094049p:image
f:id:JYOKA:20200518094052p:image
f:id:JYOKA:20200518094100p:image
f:id:JYOKA:20200518094105p:image

↑EPISODE2.5-003「ウィッシュ・ユー・アー・ヒア」後編より。

楽屋で青ざめるロナちゃんの元に電話が届く。彼女達はロナちゃんが本番前に怯えているだろうかと心配していたのだ。

「ロナを信じる」

仲間達の言葉がロナちゃんをステージに向かわせる。ハルが言ったように、ロナちゃんがニコさまに支えられながら育んできた勇気によって、何度でもロナちゃんは少女からアイドルへと変身する。その光景を見たコニーは、私達の出る幕じゃなかったねと支配人に対して嬉しそうに語った。

f:id:JYOKA:20200518094554p:image

f:id:JYOKA:20200518094744p:image

↑EPISODE2.5-003「ウィッシュ・ユー・アー・ヒア」後編より。コニーはロナちゃんと仲間達の絆を見て、何を感じたのだろう。

 

f:id:JYOKA:20200518095056p:image

↑EPISODE2.5-003「ウィッシュ・ユー・アー・ヒア」後編より。

このブログを書くにあたってエピソードを読み返しているのだが、私は2周目ながらこのシーンで感泣してしまった。

さっきまで泣きそうになっていたロナちゃんの、この天使のような明るい笑顔。そしてなにより、「今日が楽しかった人にも悲しかった人にも、届くように歌います!」という台詞。これはかの七咲ニコルがファンに向けて言っていた「俯いているキミも、泣いているキミも、全員まとめて笑顔にしちゃうから覚悟しろー☆」を意識してのものだと思われるからだ。

あぁ本当にニコさまのことが好きなんだなと思うと同時に、今の君はニコルのように輝いているよ、これだけの人の心を動かす凄いアイドルなんだよと、伝えてあげたくなる。アイドル角森ロナの確かな成長。彼女は見事に壁を乗り越えてみせたのだった。

 

そしてEPISODE3.5へ。

f:id:JYOKA:20200519073823p:image

↑EPISODE3.5-003「誰かの光」前編より。壁を乗り越えたロナちゃんは、アイドルとして順調に成長していた。

 

アイドル角森ロナとして板についてきたロナちゃんに、ある女の子から手紙が送られてきていた。それは「私もロナちゃんみたいになりたい」というものであった。

f:id:JYOKA:20200519074500p:image
f:id:JYOKA:20200519074520p:image
f:id:JYOKA:20200519074525p:image
f:id:JYOKA:20200519074515p:image
f:id:JYOKA:20200519074510p:image

↑EPISODE3.5-003「誰かの光」前編&中編より。かつての自分と重なる少女の願いを、ロナちゃんは嬉しそうに語る。

 

「自分がニコさまにそうしてもらったように、自分も誰かを支えたい。誰かの背中を押してあげられるアイドルになりたい」七咲ニコルに憧れてアイドルとなったロナちゃんにとって、少女の願いは無視できるものではなかった。

そして自分も誰かの憧れになっているのだという喜びは、見ている私達にも伝わってくる。勇気を出してステージで歌ってきたロナちゃんは、ファンの目には七咲ニコルのように輝いて見えていたのだ。


f:id:JYOKA:20200519074505p:image

↑EPISODE3.5-003「誰かの光」中編より。コニーはロナちゃんの話を聞いて、歌う場所を用意してあげると約束。その結果、素人のど自慢大会のステージでデビューすることが決定した。

 

女の子のために頑張るロナちゃん。ただでさえアイドルと学業とバイトを並行して頑張っている身にも関わらず、女の子の練習メニューや衣装まで考えていた。それは自分がアイドルとしてデビューするとき、コニーや支配人がしてくれたであろうことだ。

だがアイドルとしてステージに立つのは、容易なことではなかった。数十人、数百人という人に見られる。ネット配信だってされるかもしれない。失敗したら何と言われるか。

多くの人の前で何かをするには、並でない勇気が必要だ。アイドルとしてステージに立つということは、たった1人の歌と踊りで大勢の知らない人の心を魅了しようということ。普通はできるはずのない挑戦。女の子は「ロナちゃんのように歌いたい」と願う自分と、「怖い」と怯える自分とで戦っていた。

f:id:JYOKA:20200519081359p:image
f:id:JYOKA:20200519081349p:image
f:id:JYOKA:20200519081354p:image

↑EPISODE3.5-003「誰かの光」後編より。そして女の子は、白旗を上げてしまった。

 

f:id:JYOKA:20200519075800p:image
f:id:JYOKA:20200519075749p:image
f:id:JYOKA:20200519075754p:image

↑EPISODE3.5-003「誰かの光」中編より。悲しげに笑うロナちゃん。女の子の勇気を最後まで支えてあげられなかった。そんな悔しさもあるに違いない。

 

七咲ニコルは自分を支えてくれた。でも自分は七咲ニコルにはなれなかった。女の子は恐怖に負けてしまった。それは自分の力が足りなかったから。

ロナちゃんは葛藤したことだろう。アイドルとしてこれまで成長してきて、それでもまだ足りない。ニコさまは遠い。自分のアイドルデビューを後押ししてくれたニコさまのようには……。

ロナちゃんはここで思い出したのではないか。自分がアイドルとしてデビューしようとしたあの時のことを。同じように諦めそうになった自分のことを。もう一度前を向かせてくれた、もう1人のアイドルのことを。

 

f:id:JYOKA:20200519081515p:image
f:id:JYOKA:20200519081521p:image

↑EPISODE3.5-003「誰かの光」後編より。

意気消沈しているかと思いきや、ロナちゃんは2人分の衣装を持ってナナスタを飛び出す。その姿を見てムスビは言った。「なんかハルみたい」と。

そうだ、ハルだ。諦めて夢からの帰り道を歩いていたロナちゃんの、その手を掴んで離さなかったのはハルだ。もう一度ロナちゃんを前に向かせてくれたのはハルだった。

アイドルとは、七咲ニコルになることじゃない。もちろん春日部ハルになることでもない。誰かの背中を押してあげる。頑張る誰かを支えてあげる。それがロナちゃんにとってのアイドルだ。

 

f:id:JYOKA:20200519082328p:image

↑EPISODE3.5-003「誰かの光」後編より。ライブ出場はなくなり、レッスンももう無い。しかし来る必要のない場所に、女の子はいた。


f:id:JYOKA:20200519082253p:image
f:id:JYOKA:20200519082332p:image
f:id:JYOKA:20200519082237p:image

↑EPISODE3.5-003「誰かの光」後編より。もしあの時に帰ってしまっていたら、今のロナちゃんはいない。勇気で誰かを支えられるアイドル角森ロナはここにいない。変わりたいという自分の願いを裏切らないで。逃げずに単独ライブを成功させたロナちゃんだからこそ響く言葉だ。


f:id:JYOKA:20200519082242p:image
f:id:JYOKA:20200519082323p:image
f:id:JYOKA:20200519082308p:image
f:id:JYOKA:20200519082248p:image
f:id:JYOKA:20200519082223p:image
f:id:JYOKA:20200519082233p:image

↑EPISODE3.5-003「誰かの光」後編より。ロナちゃんには女の子の気持ちが誰よりもわかる。だからこそ、かつての自分にかけてあげたかった言葉を彼女は紡ぐ。ハルが気付かせてくれた大切なことを、優しく少女に語りかける。


f:id:JYOKA:20200519082228p:image
f:id:JYOKA:20200519082258p:image
f:id:JYOKA:20200519082302p:image
f:id:JYOKA:20200519082318p:image

↑EPISODE3.5-003「誰かの光」後編より。

「一緒に頑張ろう」この言葉に、私は角森ロナというアイドルの本質が現れていると思う。そう、ロナちゃんはニコさまやセブンスのように圧倒的なカリスマで見る者を引っ張ることはできない。その燦然たる輝きで背中を押してあげることはできない。それはそうなのかもしれない。

だがロナちゃんは、そうしてニコさまに背中を押され、弱い自分を変えた女の子だ。だからこそロナちゃんには変わりたいという気持ちが誰よりも理解できる。変わりたいと願う人に誰よりも寄り添うことができる。

一緒に頑張る。一緒に頑張るのだ。一緒に頑張ろうという彼女の言葉が、見る者に勇気を与えてくれるのだ。1人じゃない、無理なことじゃない。それを自らを持って証明し示し続けるアイドル。それが角森ロナちゃんなのだ。

 

f:id:JYOKA:20200519083949p:image
f:id:JYOKA:20200519083940p:image
f:id:JYOKA:20200519083945p:image
f:id:JYOKA:20200519083930p:image
f:id:JYOKA:20200519083935p:image

↑EPISODE3.5-003「誰かの光」後編より。

ロナちゃんの導きだした答え。ロナちゃんが辿り着いた心境。コニーはそれを聞いて、「すっごく嬉しい」と語る。そう、それこそコニーがロナちゃんに期待した、新しい時代のアイドルの姿だった。

f:id:JYOKA:20200519084217p:image

↑EPISODE1.0-003 最終話「オール・オブ・マイ・アイドル」より。(再掲)

 

 

6 . プラスワン

EPISODE4.0は多くの支配人に衝撃を与えた。

これまで以上の長編、シリアス、一部にアニメーション実装、そしてコミュの長さ……。

その全てを語ろうとすると2万字を超えてしまうため、ここではEPISODE4.0の名場面、第11話「あなたの背中」におけるロナちゃんがコニーへと語りかける場面について書くこととしよう。

 

第11話の段階で、ナナスタはもちろんコニーも追い詰められていた。

マネージャーでありながらハルを支えきれなかったこと、かつての自分達の行いを強く否定されたこと、それについて何も言えないこと。

EPISODE0.7や3.0-012「スマイル」にも書かれているように、アイドルというのは自由ではない。巨大なビジネスの歯車の一つでしかなく、アイドルの一挙手一投足に多くの人の人生がかかっている。売れれば売れるほど背負うものが増える。そうした重圧からアイドルを守りたいと思うコニーにとって、ハルが倒れてしまったことはショックであった。

f:id:JYOKA:20200602093630p:image
f:id:JYOKA:20200602093627p:image
f:id:JYOKA:20200602093622p:image
f:id:JYOKA:20200602093640p:image
f:id:JYOKA:20200602093635p:image

↑EPISODE4.0 第11話「あなたの背中」より。スタジオで1人、未だに名前を偽っていることや過去の自分の行いにまで怒りを向けようとするコニー。偶然通りかかったというロナちゃんが電気をつけて隣に座る。この照明はコニーの闇落ちをロナちゃんが防いだことを意味する。

 

ロナちゃんはコニーに向かって、七咲ニコルの物真似をする。そして改めて、セブンスによって救われたことを語る。だがそれだけじゃない。ロナちゃんはセブンスが解散しても、セブンスが変わらず好きだったと語る。これはコニーが七咲ニコル(ひいてはセブンス)のやっていたことが良くなかったのではないかという疑心を晴らすと同時に、セブンスの解散によってそれまでセブンスが届けようとしたものが失われたわけではないんだということを伝えているのだ。

事前に、EPISODE 4U 第4話においてウメはセブンス解散後にアイドルに失望したこと、そしてEPISODE4.0において何度もセブンス解散がアイドル氷河期の原因であることを指摘されていたこと、それを踏まえてのこの言葉である。セブンスの大ファンであり今なお七咲ニコルを敬愛するロナちゃんだからこその言葉だ。

f:id:JYOKA:20200602094243p:image
f:id:JYOKA:20200602094306p:image
f:id:JYOKA:20200602094258p:image
f:id:JYOKA:20200602094253p:image
f:id:JYOKA:20200602094249p:image
f:id:JYOKA:20200602094237p:image
f:id:JYOKA:20200602094302p:image

↑EPISODE4.0 第11話「あなたの背中」より。「セブンスが解散しても、その気持ちは変わらなかった」というロナちゃんの台詞を聞いて、その場面でコニーの表情は驚きに変わっている。細かな表情の差分にも注視しながらコミュを追うと深みが増す。これはナナシスに限った話ではないが。

 

f:id:JYOKA:20200602100429p:image
f:id:JYOKA:20200602100327p:image
f:id:JYOKA:20200602100238p:image
f:id:JYOKA:20200602100223p:image
f:id:JYOKA:20200602100405p:image

↑EPISODE4.0 第11話「あなたの背中」より。

これまでt7sとして活動してきて、色々な葛藤があった。それを乗り越えてきて、成長していく中で、アイドルとは何なのか考え続けてきた。ロナちゃんを始めとしてアイドル達の成長を見てきた私達支配人としても感じるものがある。

だが今回、t7sは解散の危機にある。アイドルとは何なのか、これまで自分達が思い描いてきたものや導き出した答えが本当は違っていたのかもしれない。そういう風にt7sだけでなくコニーまで、みんなが思っている。しかしその状況にあっても「迷っていない」とロナちゃんは言う。


f:id:JYOKA:20200602100341p:image
f:id:JYOKA:20200602100145p:image

↑EPISODE4.0 第11話「あなたの背中」より。ロナちゃんにとってセブンスや七咲ニコルは絶対無敵であった。その強さに背中を押された。でもそうじゃない。彼女達も1人の少女なのだ。そう気づくことができたのは、ロナちゃん自身がEPISODE3.5-003「誰かの光」において、強いアイドルとして憧れられる側に立ったからだ。


f:id:JYOKA:20200602100234p:image
f:id:JYOKA:20200602100251p:image
f:id:JYOKA:20200602100306p:image
f:id:JYOKA:20200602100356p:image

↑EPISODE4.0 第11話「あなたの背中」より。

セブンスだって涙を堪えられたわけじゃない。たくさん陰で泣いていた。それでもファンには涙を隠した。そうやって絶対無敵のアイドルでいてくれた。アイドルであることの難しさ、アイドルという存在の脆さを知って、やはりセブンスは私にとって最高のアイドルなんだと思った。

ロナちゃんの中でのセブンス(七咲ニコル)との距離は、これまで何度も変わってきた。しかしその存在が憧れであり勇気の源なんだということは、一貫して変わっていない。涙を隠し続けたセブンスの強さが、ロナちゃんの心の中での輝きの強さになっている。


f:id:JYOKA:20200602100424p:image
f:id:JYOKA:20200602100154p:image
f:id:JYOKA:20200602100316p:image
f:id:JYOKA:20200602100200p:image
f:id:JYOKA:20200602100419p:image
f:id:JYOKA:20200602100336p:image

↑EPISODE4.0 第11話「あなたの背中」より。

逃げない。逃げたくない。それは強い自分でいたいから。セブンスのように強いアイドルでいたいから。ここで逃げてアイドルを続けたとして、それはロナちゃんの望むアイドルの姿ではないから。セブンスならきっと、逃げないから。

七咲ニコルは逃げなかった。七咲ニコルはもうアイドルではないけれど、絶対に逃げなかった彼女の姿が今もロナちゃんの背中を押してくれている。ロナちゃんにとってのアイドルとは、EPISODE3.5-003「誰かの光」後編で言われているように、ライブを通して勇気を与える大きなアイドルになることである(上述)。それであれば、ここで逃げるわけにはいかない。

迷っていないのは、すでにロナちゃんの中で理想のアイドル像が明確になっているから。そして七咲ニコルという強い光がまっすぐに道を照らしてくれていることからだ。


f:id:JYOKA:20200602100243p:image
f:id:JYOKA:20200602100150p:image
f:id:JYOKA:20200602100410p:image
f:id:JYOKA:20200602100247p:image
f:id:JYOKA:20200602100256p:image

↑EPISODE4.0 第11話「あなたの背中」より。

涙を隠して笑顔を見せる。それがセブンスであり七咲ニコルというアイドルであった。そのことは引退して六咲コニーと名乗ってからも変わっていない。コニーは自分の名前を偽っているが、ロナちゃんはその " 嘘 " を、" 愛 " だと告げる。

アイドルにとって勇気とは、どんな時でもみんなの前に立つこと。恐れないこと。

アイドルにとっての愛とは、どんな時でも笑顔でいること。涙を隠し続けること。

コニーは引退してもなお、ロナちゃんにとって上二つを満たす強いアイドルであり続けた。


f:id:JYOKA:20200602100208p:image
f:id:JYOKA:20200602100351p:image
f:id:JYOKA:20200602100401p:image
f:id:JYOKA:20200602100204p:image
f:id:JYOKA:20200602100331p:image
f:id:JYOKA:20200602100311p:image
f:id:JYOKA:20200602100321p:image
f:id:JYOKA:20200602100228p:image

↑EPISODE4.0 第11話「あなたの背中」より。

コニーは今も自分にとってアイドルだ。それは愛ゆえの嘘をつかなくても変わらない。自分達はコニー、いやニコルのありのままを受け入れられる。なぜなら七咲ニコルという存在に導かれてきたのだから。

もう言葉は要らない。私は涙が止まらない。


f:id:JYOKA:20200602100217p:image
f:id:JYOKA:20200602100347p:image
f:id:JYOKA:20200602100300p:image
f:id:JYOKA:20200602100414p:image

↑EPISODE4.0 第11話「あなたの背中」より。

ここにおいて、コニーは六咲コニーと名乗ることをやめる。駆けつけた支配人に対して「七咲ニコル」と初めて名乗り、ハルのもとへ向かっていった。伝説のアイドル七咲ニコルそのものの後ろ姿を見て、ロナちゃんの頬を涙が伝う。七咲ニコルが帰ってきたのだと。

 

角森ロナ。ロナという名前は67(ろく、なな)である。6→7なのだ。

六咲コニーを七咲ニコルへと変える。それは他の誰でもないロナちゃんにしかできないことであった。

 

 

7 . ナナシスをすこれ

ロナちゃんについて語ると言いながら結局はロナちゃん回のコミュを読むだけになってしまった気もするが、少しはロナちゃんやナナシスの魅力が伝わっただろうか。

もし伝わっていなかったとしたら、それは私の拙い文章のせいなので、ナナシスをプレイして自らの目でコミュを読んでほしい。

伝わったのだとしたら、この機会にナナシスという素晴らしいコンテンツに触れて欲しい。

2020年6月現在、もう少しでストーリーが完結し、映画化も迫っている。私は、より多くの人にこのコンテンツが愛されることを願ってやまない。

最後にこの記事のタイトル回収をして締めくくりとしよう。

f:id:JYOKA:20200602111759p:image
f:id:JYOKA:20200602111803p:image
f:id:JYOKA:20200602111754p:image

 

 

 

1万4千字も読んでくれてありがとうございました。

今回のようにキャラに注目して作品について書くというのを、今後もしようかなと思っています。書いていて私自身も発見があったりするし楽しいので。次回は響け!ユーフォニアムについて書くつもりです。リクエストありましたらコメントなりTwitterのリプやDMなりどうぞ。