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プリキュア最強議論

みなさんこんにちは。うぱーです。

いやはや、コロナでプリキュア映画も半年ズレてしまいましたね。映画というのはかなり前から上映スケジュールを抑えるものなので、半年ズレる(次の3世代映画用に抑えていた部分に秋映画をズラす)のは予想していましたが、果たしてその先はどうなるやら。子供向け玩具を売らなければならないという問題もあるので、今後も半年ズラすという選択は簡単にはできませんし。分かりませんね。

前置きはここまでとして。

さて今回は……

 

 

 

 

 

 

 

 

プリキュア強さ議論なんて全くの無意味です!!!

 

 

 

 

 

 

 

と断ったうえで、プリキュア強さ議論してみましょうか(は?)。

 

こういう強さ議論において扱いに困るのが、1人では変身したり必殺技を撃てないプリキュアなんですよね。具体的には初代、S☆S、ひびかな、みらリコ……(えみルーはバンクが2人なだけで1人でもできる)。

なので、今回は各作品で捉えたチームごとの強さと単体での強さに分けましょう。描写での強さと設定での強さは、レッツラまぜまぜって感じで。

評価基準は「攻撃力」「耐久力」「特殊能力」「メンタル」の5つです。

 

 

 

 

 

各作品の紹介

まずプリキュア全シリーズ視聴している人はそんなに多くないと思うので、各作品と登場するプリキュアを簡単に書いていきます。

 

ふたりはプリキュア(通称:初代)

シリーズ一作目。プリキュアは最初から最後まで2人だけ。キュアブラックキュアホワイトです。ブラックのヘソだしの衣装って何気にセクシーで攻めたデザインですよね(装甲は無視)。

 

ふたりはプリキュアMaxHeart(略称:MH)

シリーズ2作目。初代の続編。早い段階で追加戦士のシャイニールミナスが登場します。

ちなみにシャイニールミナスは厳密にはプリキュアではないのですが、オールスターズに登場するのでプリキュアと見なします。九条ひかりちゃんは僕の初恋の女の子です(余談)。

 

ふたりはプリキュアSplash☆Star(略称:S☆S)

シリーズ3作目。初代にキャラデザが似ていますが、全くの別人です。登場するのはキュアブルームキュアイーグレット。花鳥風月がテーマであり、キュアブライトとキュアウィンディという形態もあります。(本来は2年やるつもりが1年に短縮されたため第二形態が生まれた。短縮された理由は察してください。)

シリーズで初めて敵幹部が寝返った作品。メイン2人のキャラデザが前年に近いため損していますが、シナリオもバトルも熱いですよ。特に終盤はドラゴンボール。敵幹部も個性的で大友(大きなお友達)には人気の作品です。

シリーズでも珍しく明確に聖地のある作品で、その田舎感も珍しいです。

 

YES!プリキュア5(略称:5)

シリーズ4作目。初めてプリキュアが5人編成になりました。戦隊モノのような色分けだったりとヒーローチックな作りで、大人気作品に。それでいてシリーズでも恋愛色が強めで、少女漫画らしく学校の先生と恋愛しています(現実では女子中学生に手を出してはいけません)。

登場するのはキュアドリームキュアルージュキュアレモネードキュアミントキュアアクア。そういえば妖精の擬人化も5が初めてですね(多分)。

バトル面では割と容赦がなく、敵幹部に同情する大友も続出。敵陣営がブラック企業というのも涙が止まらないですね。カワリーノとか仮面とかトラウマ回が多いことでも知られてます。

ちなみに僕の同世代では「5までは見てた」という人が多い印象です。なんでや、フレッシュも見んかい。名作やろ。ていうか全シリーズ見んかい。という気持ちです。

 

YES!プリキュア5 GoGo!(略称:5Go)

シリーズ5作目。5が人気だったために2年目が製作されました。追加戦士としてミルキーローズが登場。

5で豊富にあった恋愛色は控えめに。ただTV本編で抑えていた分が劇場版で……。

「私を思い出して」と言いながらキスをするの、キラやば〜。キスした後に唇を指先でなぞるの、キラやば〜。

個人的には最近の作品でももっと恋愛色出していいと思うんですが、世情なんでしょうかね。

 

フレッシュプリキュア!(略称:フレ)

シリーズ6作目。プロデューサーが変わったために作品も大きく変わりました。敵幹部との和解、襲撃された被害が修復されない、元敵幹部のプリキュアプリキュアが一般人にも認知される……などなど。今では定番の一つである要素もフレッシュから始まったものが多いです。それだけ意欲的な挑戦作。頭身が高くて胸の膨らみもありますからね。オールスターズが始まったのもフレッシュから。

登場するのはキュアピーチキュアベリーキュアパインキュアパッション

とにかくシナリオがいいです。作画は安定しないんですけど、シナリオがいい。あと音楽もいいんですよね。作曲者の高梨さんはナルトのアニメなども担当している人で、キュアメタルの愛称で大友に親しまれています。

 

ハートキャッチプリキュア!(略称:ハト)

シリーズ7作目。シリーズ最高傑作との呼び声高い作品。売上も最高。実際に完成度は高いです。終盤の展開はシリーズ屈指の鬱展開ですが……。

登場するのはキュアブロッサムキュアマリンキュアサンシャインキュアムーンライト

ギャグ担当で伝説も多いマリンは老若男女に人気。オールスターズでも彼女が映るとみんな笑います。本当に。

ムーンライトは前作主人公みたいなポジションで、1話は彼女が敗れるシーンから始まるんですよね。ギャグもシリアスも完璧。

ちなみに僕はハートキャッチが大好きなんですが、特になみなみ(cv藤井ゆきよ)の登場する母の日回はもう号泣しました。スマのやよい父の日回と並んで鉄板です。ああいうのに弱い……。

 

スイートプリキュア♪(略称:スイ)

シリーズ8作目。百合好きな人達には人気が高い作品の一つ(他はS☆Sやドキドキや魔法つかい等)。反面、序盤のやや仲が悪い2人が嫌だったという意見も。僕は楽しんで見てましたが……(当時中1)。

登場するのはキュアメロディキュアリズムキュアビートキュアミューズ

ファンに聖獣とも呼ばれる妖精ハミィの名言が大好きですね。気になる方は調べるかスイートプリキュアをエレン加入回まで見てください。

ラスボスのデザインも秀逸と評判、あとOpも人気が高いですね。この年の春映画、オールスターズDX3は春映画最高傑作との声も多いです。僕はNS3も捨てがたいと思うんですが。

 

スマイルプリキュア!(略称:スマ)

シリーズ9作目。震災の影響で1話完結の話を多くした作品。追加戦士も登場しません。そのせいで若干終盤の展開が冗長とも言われていますが、それを抜けばとても面白い作品。深夜アニメに近いノリで見れます。(エ○同人も多い)。

登場するのはキュアハッピーキュアサニーキュアピースキュアマーチキュアビューティ

大きなお友達が最初に見るには良い作品だと思いますね。実際、スマイルから入った人は多いように見受けられますし。とにかくみんな可愛い。あとスマ22話からの23話はシリーズ屈指の神回なので見て損なし。43話も有名です。

 

ドキドキ!プリキュア(略称:ドキ)

シリーズ10作目。プリキュア版なろう作品とも言われるくらいに主人公チームがとにかく優秀。万能カリスマ生徒会長、模試全国9位の秀才、格闘強い財閥令嬢、異世界人の大人気アイドル、おばさんになれる幼女、敵幹部と張り合える王子、運転免許持ってマネージャーしてる妖精……。とにかく有能揃い。

登場するのはキュアハート、キュアダイヤモンドキュアロゼッタキュアソード、キュアエース。

ソードの声優を務めた宮本佳那子さんはプリキュアシリーズを代表する人で、OPやEDを多数歌っています。まこぴー(ソードの変身前の姿)は作中でアイドルなので、現実世界でアルバムも出してるんですよね。その中の一曲、ソングバードをプリキュア15周年ライブで初めて聴いた時はガチ泣きしました(余談)。

 

ハピネスチャージプリキュア!(略称:ハピチャ)

シリーズ11作目。10周年記念作品としてOP前に歴代プリキュアが挨拶するというのがありました。この年の春映画NS3でのEDのプリキュア メモリは、今でもプリキュアシリーズ最高のMVだと思いますね。東映の本気……。

登場するのはキュアラブリーキュアプリンセスキュアハニー、キュアフォーチュン。

作画の不安定さ、シナリオのどっちつかずなところ、神々の痴情のもつれなどで不人気作品に挙げられることも多いです。ただプリキュアが沢山いる世界観や既に日常が侵略されている感じなど、設定だけ見ると悪くないんですよね。CGもめっちゃ綺麗ですし。

ただいおなとゆうゆうの恋愛描写、あれだけは絶対に許さない(憤怒)。あんな取ってつけたような扱いは許せない(憤怒)。ひめの初恋を有耶無耶にしたのも許せない(憤怒)。

いやなんだかんだ僕はハピチャ好きですけど。秋映画はシリーズでもトップクラスに良いし。

 

Go!プリンセスプリキュア(略称:Goプリ)

シリーズ12作目。これまたシリーズ最高傑作との呼び声高い作品。作画、脚本、演出、どれも高水準で安定しています。プリキュアは4クール50話もあるので作画などが良い回と微妙な回があるんですが、Goプリは本当に安定していましたね。最終決戦の熱さは凄いですよ。作画も限界突破してるし。見てて思わず「えぇ…」って声出ました。1話からしてヌルヌル動くんですけど。

登場するのはキュアフローラキュアマーメイドキュアトゥインクルキュアスカーレット

物語終了後に大人になった姿を見せたのは、Goプリが初めてですね。魔法つかい以降にも引き継がれました。

 

魔法つかいプリキュア!(略称:まほプリ)

シリーズ13作目。百合ぶ…の大きなお友達から大人気の作品。妖精で擬似育児というのは初代からある要素ですが、なんと今回はその妖精が成長してプリキュアになり最後は神様になるという。3人の家族のような関係は素敵ですが、ややシナリオは散らかった印象もあります。

登場するのはキュアミラクルキュアマジカルキュアフェリーチェ

高橋李依さん(主人公ミラクルの声優)が今でもこの役を大切にしてくれているのが大好きです。ハグプリ秋映画のオールスターズでのインタビューにおける「全部嫌です。ミデンを倒します。」は笑うと同時に嬉しい気持ちになりました。

 

キラキラ☆プリキュアアラモード(略称:キラプリorプリアラ)

シリーズ14作目。格闘戦を禁止した(全くなかったとは言っていない)特徴的な作品。宝塚的な雰囲気のある高校生組も印象的ですね。あとラスボスの小物感は異常。

登場するのはキュアホイップ、キュアカスタード、キュアジェラート、キュアショコラ、キュアマカロン、キュアパルフェ

初期5人で追加戦士含めて6人編成というのは、5Goに並ぶシリーズ最多。シナリオとしては闇堕ち展開が多かった気がします。あと実写のお菓子作り、初見時は衝撃的でした。

 

HUGっと!プリキュア(略称:ハグ)

シリーズ15作目。格闘戦が復活した他、LGBTブラック企業など社会問題に多く取り組んだ作品。序盤での期待は凄まじく、それこそ中盤まではシリーズ屈指の良作と言われていました(過去形)。

登場するのはキュアエール、キュアアンジュ、キュアエトワール、キュアマシェリ、キュアアムール。

よく出産シーンや男プリキュアで炎上したかのように言われていますが(まぁそれで騒ぐ人もいましたが)、問題はそこではないです。あまりにもアンジュの扱いが酷かったり、脚本が「価値観の押し付け」を否定しながら価値観を押し付けていたり、そういう部分ですね。

僕も含め、ファンの怒りは期待の高さの現れでした。それでも根強い人気はありますし売上も好調。問題視してるのは大きなお友達だけだったという滑稽なお話ですね。

(余談。秋映画のオールスターズはあまりにも出来が良かったので映画館で4回見ました)

 

スター☆トゥインクルプリキュア(略称:スタプリ)

シリーズ16作目。いろんな星に行くという、日常をベースにしたこれまでのプリキュアとは一線を画した作品(とはいえGoプリも全寮制であったが)。

登場するのは、キュアスター、キュアミルキー、キュアソレイユ、キュアセレーネ、キュアコスモ。

ミルキーの変身バンクは歴代1位の呼び声も高いです。あと主人公ひかるちゃんの「キラやば〜」という口癖、初期は賛否両論でしたが(否が多かった)、映画や本編ラストでの素晴らしい使われ方により今ではシリーズ屈指に高評価された口癖となっています。声優さんの演技も良かった……。

あの秋映画マジで良かったです。ドラえもんみたいな映画をプリキュアで見られると思ってなかった。あと地味に敵がめちゃ強い。

 

ヒーリングっど♡プリキュア(略称:ヒープリ)

シリーズ17作目。ウイルスとの戦いを描くお医者さんテーマの作品。まさか放送中に現実世界で疫病が蔓延して放送延期になろうとは……。持ってるのか持ってないのか分からない。それでもなんとか放送してもらえて良かったです。映画は半年ズレちゃってるけど、どうするんでしょうね。

登場するのはキュアグレース、キュアフォンテーヌ、キュアスパークル、キュアアース。

2020年11月現在でまだ放送中なので、今回は外しています。

 

 

 

 

 

はい。ということで歴代17作品をざっと振り返ってきました。既に5000字超えてるというね。プリキュア多いよ。嬉しい悩みだけども。

ここからようやく強さ議論に移りましょう。

 

作品内での強さ描写・設定

簡単にではありますが描写や設定をなぞりながら、強そうなキャラを絞っていきましょう。

繰り返しになりますが、評価基準は「攻撃力」「耐久力」「特殊能力」「メンタル」です。

 

攻撃力

・MHチーム

よく言われる「初代最強論」は雑なものですが、それを抜きにしても初代(MH)チームは強いです。ザケンナーの大群を蹴散らすシーンなどはなかなかの絶望感でしたし、まず2年制だからインフレしてますし。ただ個人となると必殺技を打てないので厳しいですね。

・ムーンライト

次によく言われるのがハトのムーンライト。火力は普通ですが打撃の重さや技巧、その戦闘経験などから上位に必ず入るでしょう。作中では他3人のプリキュアが3対1でも逃げるのがやっとだったダークプリキュアと1人で互角に戦うなど別格の強さを見せています。

・S☆Sチーム

S☆Sチームも最強候補に必ず挙がります。初代と同じく必殺技は単独で使えませんが、精霊の加護により(ほぼ)飛行能力やエネルギー波や台風規模の風を起こせます。特にブライトの「光よ!」は、光のガードからエネルギー波も放てる攻防一体の万能技。DX2ではキュアブラックに殴り勝ちしたキントレスキーやDB級のラスボスなど、敵の強さもシリーズ屈指。なおチームとしては満と薫も含めることとします。

・5チーム

2年やってるからのインフレはもちろんですが、戦闘における容赦の無さで5チームは特筆すべきものがあります。相手が話してる時に、いきなり無言で肘打ち入れたりしますからね(笑)。プリキュアが喋ってる時は相手は待っててくれるのに……。よく「5は殺意が強い」と言われますが、誰かの攻撃に阿吽の呼吸による連携で次々コンボ入れるのも強者感があります。あと顔を執拗に狙ったりとか(笑)。

・ミルキーローズ

ローズは単独でもノミネート。もはや定番となったクレーターパンチや他5人のプリキュアの力を持つとの設定などから、火力重視の強キャラとしてよく名前が挙がります。

キュアビューティ

スマイルチームは基本的に頭が弱くビューティ以外はみんな絡め手に弱いのですが、火力は最終的に自然災害クラスです(単体で)。ただやはりジョーカーを単独撃破できたという意味でビューティが描写では頭ひとつ抜けているのでノミネート。ちなみにビューティの声優さんは、5映画のダークドリームと同じ西村ちなみさんなんですよ。発表当時、ファンは歓喜しました。

・キュアハート(パルテノンモード)

優秀すぎるドキドキプリキュアですが、なんと最終形態が「奇跡の力」「想いの力」などではなく三種の神器によるものなので、いつでも変身できます。この強さはラスボスを宇宙まで吹き飛ばしてから踵落としで海に叩きつけるなど圧勝するほどでした。ラスボスを初期技で撃破したのはハートだけです。(最終形態は卑怯だろと思われるかもしれませんが、いつでも変身できるのだから形態の一つとして捉えています)

[追記] 補足しておくと敵が弱かったわけではありません。裏設定でドキドキに敵幹部は7人おり(七つの大罪モチーフ)、トランプ王国のソード以外のプリキュア達は敵幹部2人をやっと相討ちにできました。

キュアラブリー

ハピチャからキュアラブリーがノミネート。その攻撃方法は多彩で、敵の雑魚を捕まえて武器にする(?)、目からビームを放つ(?)、踊って音符を落とす(?)など、自由自在。相手の羽を掴んで引きずり落とす容赦の無さも完備。デフォルトで飛行能力もついており、最終戦で見せたような格闘センスも抜群です。ハピチャは世界中にプリキュアがいる設定なのですが、その中でラスボスを倒したのは彼女なわけですから、その強さにも納得がいきます。

 

耐久力

シャイニールミナス

シリーズで唯一の「破られたことがないバリア」を持つ戦士。さらには相手を足止めする技も持ち合わせているので補助役としてはシリーズ上位の優秀さを誇ります。格闘はてんでダメですが……。個人的にルミナスハーティエルアンクションのバンクが好きですね。

ぶっちゃけ耐久力という点ではルミナスが頭ひとつ抜けてますね。他の候補は挙げられません。バリアを使えるキャラはほぼ各シリーズ毎にいるんですが、基本的に破られますから。特にアンジュなんて……。

 

特殊能力

シャイニールミナス

前述したように、ハーティエルアンクションは確定拘束技。強者には破られたこともありますが、それでも一時的に動きは止められます。ハグの秋映画で敵ボスのミデンが大半のプリキュアを捕獲できた理由として、早々にルミナスの能力を手に入れたからともファンの間では予測されています。

キュアパッション

なんといっても瞬間移動は強すぎる。強すぎて本編ではあまり使われませんが、映画での圧殺は主人公サイドの攻撃とは思えません。小説版では「体力を消耗する」との設定が後付けされて弱体化されたように思えるのですが、むしろ他者の記憶にも移動できるという設定により強化された気もします。巨大クルーズ戦も連れて瞬間移動できますし、ラビリンスという異世界へも移動可能。なんでもありです。

キュアロゼッタ 

ロゼッタは変身前は強いのですが(小学低学年時に男子中学生に勝つくらい)、変身後はバリアキャラなことやマナ主体のチームなだけあって特出した強さ描写はありません(ドキドキチームは全員優秀ですし)。ただ作中2回しか使われなかった技「ロゼッタバルーン」の可能性はかなりのものがあります。1度目はロゼッタ個人回での敵拘束。2度目は巨大ランス(ランスは自身の妖精)の召喚。

この巨大ランスですが、敵ボスのキングジコチューとほぼ同じ大きさ。キングジコチューは999mあるクローバータワーより大きいので、高さだけで1000m以上あると推測できます。倒れた際には普通に重たい効果音が出ていることから質量も相応にあるのでしょう。言うまでもありませんが1000m級の怪獣を召喚できるプリキュアロゼッタだけです(プリキュア自体の巨大化は他にある)。

1度目に拘束。2度目には召喚。ロゼッタ曰く「ロゼッタバルーンは何が出るかお楽しみですわ」なので、他にもパターンはあるのでしょう。ロゼッタの望み通りの技が出ているのでドラクエパルプンテとも違うようです。

キュアフェリーチェ

基本的に何でもありのまほプリ勢ですが、そのなかでもフェリーチェは圧倒的。魔法使いとしても他2人を大きく超える能力者で、それもそのはず彼女は最終的に宇宙の守神的な存在になります。シリーズ全体で見ても、神の領域に踏み込んでいるのはルミナスとフェリーチェくらいでしょう。彼女が「キュアップラパパ」と言いながら杖を振れば、何でもできます。

まほプリチームはキラプリ秋映画に客演出演しているのですが、その際に物理攻撃禁止という条件を課されながらも魔法使いとして流石の強さを見せました。ただ春映画の描写だけだと設定ほど強くは描かれていない気もします。

 

メンタル

・初代チーム

2年やっていることもあり、絆という意味では強いです。オールスターズメモリーズ(ハグ秋映画)の積年の想いが流れるシーンは感涙ものでした。ただ2人揃ってこそであり、単体だと脆い面も。無印42話とかが有名ですね。

キュアドリーム(夢原のぞみ)

ドリーム(夢)の名を冠するだけあって、メンタル面ではシリーズ最強の呼び声も高いです。常に希望に向かって全速前進。のぞみ自体のスペックはハッキリ言って低いのですが(運動ダメ勉強ダメ)、彼女のカリスマ性は抜群。容赦なく敵を倒してきた鷲尾P時代にラスボスと和解できたのはドリームだけです。

オールスターズでもカリスマ性を発揮しており、特にNS3では夢であることに気づく描写が最初に来ています(タイミングとしては飛び出すのが全員同時なので彼女が最初に気づいたのかは微妙)。

キュアムーンライト(月影ゆり)

シリーズ屈指の重い設定を背負うゆりさん。簡単に説明します。

父の社宅マンションに住むも父親は行方不明。それでも母親は毎食父親の分まで用意し、ゆりさんが「そろそろやめましょう」といっても聞いてくれない。そんな父親は実は敵ボス。さらに自分を倒してパートナー妖精も殺した(炭になって散った)敵幹部は、敵ボスとなった父親が自分の細胞を基にクローン開発した義理の妹。なおその義理の妹は終盤に死に、父親も爆散する……。

いや重すぎる。ここまでされても、それでも(つぼみの叱咤があったとはいえ)「憎しみではなく愛で戦う」なんて言えるのは凄すぎる。彼女まだ高校生ですよ。普通は泣き崩れて動けなくなりそうなものですが。

・キュアハート(相田マナ)

プリキュア最優(最も優しい)と言われる大貝第二中学の生徒会長。驚異的なメンタルは何度も作中で描写されました。

初見で敵の召喚した怪獣に説教する(当然、生身)、自分達の街が壊滅して頼みの綱のアイテムも敵に破壊されて泣いた後に「はぁ〜泣いた泣いた」と自分で復活する、敵ラスボスに心(プシュケー)を闇に覆われて奪われるもすぐに自力で復活する(特に周りの応援とかは無し)。

マナの精神の強さは、絶対に折れないというよりは、折れないし折れてもすぐ治るというとこ。どんな時でも愛を信じており、再三裏切られた敵ボスの娘レジーナにも最後まで愛を持って接した幸せの王子。彼女が完全に心折れたのは、敵にレジーナを洗脳された時(すぐ復活しましたが)の他には秋映画のみです。

 

 

 

最強は……?

 

というわけで各部門での最強候補を挙げてみました。

絞られたのは「MHチーム」「S☆Sチーム」「キュアドリーム」「ミルキーローズ」「キュアパッション」「キュアムーンライト」「キュアハート」「キュアロゼッタ 」「キュアラブリー」「キュアフェリーチェ」。

ということでここから更に絞ることになります。

まずキュアロゼッタは、生身としては総合的にシリーズ屈指ですがプリキュアとしては最強ではないとして、脱落。

次にキュアフェリーチェキュアパッションも、オールスターなどでの描写不足から脱落。

キュアドリームは戦闘に限ればミルキーローズに劣るため脱落。

キュアハートのパルテノンモードは(公式で明言されていないが)三種の神器と仲間の力さえあればパーティーの他のメンバーでも変身できそうな上に仲間の協力ありきなので脱落。

 

残った「MHチーム」「S☆Sチーム」「ミルキーローズ」「キュアムーンライト」「キュアラブリー」ですが……。

メンタル面を考慮すればラブリーは一枚落ちます。変身前を考慮すればミルキーローズも落ちます。また飛行能力の有無で考えればMHチームは落ちます。

 

と、いうわけで……。

最強チームは「S☆Sチーム」、単体最強は「キュアムーンライト

に決まりました!!!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

知ってた。

やる前から分かってた。

というかチームとしてならドキプリチームも年間通して優勢だし良い線いくかもしれない。でもやっぱラスボス最強はゴーヤーンだろうから、そうなるとS☆Sチームが強そう。

 

 

まぁね、最強議論なんて意味ないんですよ。最強である必要もないんです。彼女達の日常、この美しい世界さえ守ることができたなら。

 

プリキュア談義できるオタク友達が欲しいなというだけのブログでした。ちなみに1万字ちょっと。

ロナたんハァハァ

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ナナシスという作品をご存知だろうか。

正式名称は「Tokyo 7th シスターズ」である。

http://t7s.jp/index.html

↑公式リンク

いわゆるアイドル系2次元コンテンツであり、アイマスラブライブ同様、複数メディア展開もしている。すでに6周年を迎えながら未だにアニメ化はなされていないが、2020年夏に劇場版アニメとして70分のアニメが期間限定上映されることが発表済みだ。

今回の記事では、そのナナシスという作品の中心人物の1人である、角森ロナ(つのもり ろな)という女の子について、彼女の歩みを追いながら語っていきたいと思う。(具体的にはEPISODE1.0-003、EPISODE2.5-003、EPISODE3.5-003、EPISODE4.0である)

 

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先に言っておくが、愛ゆえに長くなる。大量のスクショも載せる。

そしてネタバレ注意だ。

 

 

 

 

 

目次

  1. ナナシス概要
  2. 角森ロナのプロフィール
  3. t7sにおけるロナ
  4. ニコ様を目指して
  5. アイドル・角森ロナ
  6. プラスワン
  7. ナナシスをすこれ

 

 

 

 

 

 

 

 

1. ナナシス概要

ナナシスについてまずどこから話せば良いのか。

時に2034年

アイドルがいなくなった時代に、再び本物のアイドルが誕生する

公式HPより

2032年、伝説の国民的アイドル「セブンスシスターズ(以下セブンス)」が解散してしまい、アイドル氷河期となった日本。

プレイヤー(私達)はかつてセブンスのいた「ナナスタ」という劇場を根拠地として、ナナスタ2代目支配人としてアイドルをプロデュースしていくという話。(そのためナナシスファンのことは支配人と呼ばれる。アイマスでのプロデューサー呼びのようなものである)

前述したように既に現実世界で6周年を迎えているためアプリ内でのエピソードも豊富。一部の時系列について支配人の間で議論を呼んでおり、この問題はepisode 4.0の公開によって起こったことなのだが、今回はあくまで角森ロナちゃんの記事なのであまりそこに踏み込まないこととしよう。

ストーリーの上でメインとなるのは「777☆SISTERS」であり、スリーセブンシスターズと読む(略してt7s)。ナナスタのメインユニットで、その人数は12人。そのほかにもユニットはあるのだが、今回は省略する。

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未だデビューしていないアイドルが3人いるが、その3人も含めて登場人物はほぼフルボイスである。デビューしていないのはおそらく声優および声優事務所の問題であろうと思われるので、キャラが不人気だとかということではない。

 

2 . 角森ロナのプロフィール

公式のキャラ紹介は以下の通りだ。

「ビバドーナツ」というドーナツチェーン店でアルバイトをしている16歳。引っ込み思案な性格で、泣き虫。駄目な自分に落ち込むことも多かったが、セブンスシスターズの歌に励まされてセブンスシスターズ、特に七咲ニコルの大ファンになった。
年齢 : 16歳
誕生日 : 5月20日(おうし座)
血液型 : A型
身長体重 : 147cm/39kg
スリーサイズ : B78/W53/H76
CV : 加隈 亜衣
ニックネーム : ロナ
特技 : お手玉くらいしか…
好きな物 : ニコさま 動物さん
所属 : 高校生、アルバイト
ユニット : 777☆SISTERSWITCH NUMBER 4

いわゆる「気弱だけど芯は通っているキャラ」であり、「アイドルに憧れているキャラ」である。あまり人物を概念として捉えて類似性や共通項を見出そうとするのは好きではないが、わかりやすく例えるならμ'sの小泉花陽ちゃんあたりが近いかもしれない。

この類のキャラは運動は苦手であることが多いが、ロナちゃんの場合はそういった描写はほぼない。むしろ「セブンスの踊りを真似していた」「高校生ながらドーナツ屋でアルバイトをしている」など、運動能力は並レベルにはある。ただしドジっ子であり、やや不幸体質に近いものもある。(彼女のふぇえええという可愛らしい声はオチに使われやすい)

学校に友達は少なかったらしいが、セブンスの踊りを真似して踊ってみせたことでクラスの輪に入っていけたらしい。本人はニコさま(セブンスの七咲ニコル)に救われたとしている。

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↑EPISODE1.0-003 第3話「ロナのこだわり」より。彼女にとってのセブンス、とりわけ七咲ニコルという存在は、『勇気や元気をくれた人』『背中を押してくれた人』なのだ。

 

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↑EPISODE1.0-003 第1話「私をアイドルにしてください!」より。

彼女のアイドル観が分かる言葉だ。自分がかつてセブンスに背中を押してもらったように、私も誰かを支えられる人になりたい。ロナちゃんの言動の根底には、いつもセブンスから貰った勇気と彼女自身の優しさがある。

愛だけでは生きるのに苦しいのが現実。アンパンのヒーローではないが、生きていくには愛と勇気が必要だ。彼女は愛を持って生まれたが、勇気は十分でなかった。彼女に勇気を与えてくれたのはセブンスだ。そんな彼女がアイドルとなりファンに与えるものは、果たして愛なのか勇気なのか。

 

 

3 . t7sにおけるロナ

ナナシスにおいてアイマスの信号機のようなものはなく、どちらかといえばラブライブのようにメインユニット全体、一人一人にスポットを当てたストーリー展開となっている。

ただストーリー上の核となる人物はやはりいて、私はハル、コニー、ロナであると考えている。

 

コニーとは、六咲コニーのこと。ナナスタ2代目支配人の相棒であり、ナナスタの敏腕ジャーマネ(自称)。アイドル達のサポートに徹しており、仕事はサボることが多いものの、ここ1番で頼りになる。その正体は七咲ニコルなのだが、彼女がアイドル引退後になぜマネージャーとなったのか、そしてなぜ……。そのことは部分的には示されながらも未だ謎とされている。(2020年6月時点)

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↑マネージャーとなっても、セブンスを牽引し時代を席巻した可愛さとパワフルさは健在。こんな同僚(19歳)がいたら、私は死ぬまで働いてしまいそうだ。

 

ハルとは、春日部ハルのこと。t7sにセンターの概念があるかは不明だが、μ'sでの高坂穂乃果アイマスでの天海春香といったポジションである。ストーリーで最初に出会うアイドルであり、過去にアイドルをやるも挫折して辞めたという闇を抱えている。

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↑掃除大好き(異常なくらい)。そこもまた可愛い。支配人に対する信頼がありありと感じられ、私達はいつのまにか親のように彼女に寄り添ってしまう。そういう魅力を持った女の子である。

 

そしてロナ。角森ロナちゃんは3番目に加入する。ハルとムスビという前2人のアイドルとは違い、自らアイドルを志望してきた子だ。アイドルは基本スカウト加入であり、ロナちゃん自身も一応スカウトなのだが(下の画像参照)、元からアイドルに憧れていたのはロナちゃんのみである。(スースはセブンスに会いたかっただけ)

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↑EPISODE1.0-003 第1話「私をアイドルにしてください!」より。2人の運命的な出会いは、コニーが大好きなビバド(ビバドーナツの略)の店内で起こった。

 

コニー、ハル、ロナ。彼女達は「アイドルだった女の子」「アイドルになりたかった女の子」「アイドルになりたい女の子」なのだ。

 

ちなみに、これは余談であるが、2番手加入のムスビにも(メインからは逸れるものの)ストーリー上で重要な役割が与えられている。それは支配人との関係である。

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↑私の推しの1人なので画像を貼る。推しである以外に画像を貼る理由は必要だろうか?いや、必要でない。(反語)

 

女性アイドルによる複数メディア展開のコンテンツである以上、客層として想定するメイン層は男性である。したがって彼女達の性を……というビジネス的観点は置いておくとして、アイドル系コンテンツともなればやはり男性との距離感は重要な課題だ。

例えばラブライブは徹底的に男を排除し、「百合」をチラつかせた上で少年漫画的な物語とした。アイドルではないがガルパンもこれに近い。また幼女向けの作品であれば恋愛要素は希薄で構わない。

ナナシスの場合はアイマス同様、プレイヤーの分身として男性がアイドル達の面倒を見ているという設定がある。そのため支配人に対して『ラブ』の意味での好きを抱えるキャラが現れており、t7s内に限定すれば該当するのはムスビ、スミレ、スースということになろう。(諸説あり)

スミレは自覚していながら隠す、スースは自覚しており隠しもしない。それに対してムスビは無自覚である。

年頃の女の子を描く上で欠かせない恋愛というものを担う彼女達3人の中でも、ムスビは特に丁寧に描かれている。そしてこの役割はハルとロナには任せられるものでない。なぜなら彼女達が支配人に恋愛感情を抱いてしまうと、それがアイドルであることの意義に関わってくるからだ。ハルとロナは常にセブンスと仲間とファンを見ているのであり、支配人も仲間である。その愛にエロースが含まれると根幹から歪んでしまう。

気になる人は参考として、イベントエピソードの「スイート・セブンス・デイズ」と、同じくイベントエピソードの「SHAPE OF HEART」を読み比べてほしい。もちろん先にt7sのメインエピソードを読んでおくのが望ましいが(時系列の問題)。

 

 

ここからはロナちゃんの歩みを追っていく。彼女の物語について考察することで、その魅力を見つけていきたい。

 

4 . ニコ様を目指して

上述したようにロナちゃんはニコさまを強く尊敬し、憧憬の念を抱いている。そのニコさまに「アイドルの素質がある」と言われたから、彼女はアイドルの道に足を踏み入れた。

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↑EPISODE1.0-003 第1話「私をアイドルにしてください!」より。尊敬するニコさまが突然目の前に現れ、彼女からアイドルの素質があると言われる。その時のロナちゃんの喜びは察するに余りあるものだろう。


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↑EPISODE1.0-003 第2話「憧れのアイドル」より。嬉しそうなロナちゃんを見ると胸が苦しくなる。この笑顔を、私は護りたい……。

 

彼女の理想のアイドルとはニコさまだ。彼女はニコさまになりたくてアイドルとなった。しかし偉大なアイドルの姿は遠い。なにより彼女は七咲ニコルではない。

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↑EPISODE1.0-003 第3話「ロナのこだわり」より。

ずっとニコさまに憧れてきた彼女だからこそ、七咲ニコルとの距離が分かってしまう。ニコさまみたいなアイドルにはなれない。アイドルを一瞬でも目指したことで今まで以上にそれを痛感した彼女は、この日からナナスタに来なくなってしまう。だがコニーは去りゆく彼女を押し留めたりはしなかった。

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↑EPISODE1.0-003 第4話「かえり道」より。

ロナちゃんを連れ戻したのは、支配人とハルだった。「アイドルとは何だろう。七咲ニコルもアイドルもよく分からないけれど、ロナの良い所なら知っている」そう語るハルに、見守っていた支配人も重ねる。たとえ七咲ニコルでなくても、ニコさまのようにはなれなくても、誰かに元気を与える存在になれている。それは彼女の描くアイドル論に対する肯定であり、その上で彼女が既にアイドルであることを示す言葉だった。

このサブタイトル「かえり道」とは、私は夢からの帰り道なのだと思う。一度憧れのニコさまに誘われて、一瞬だけ夢へと歩き始めた。だがニコさまになれずアイドルを辞めようとしていた、夢からの帰り道。引き止めたのはハル。ハルは一度夢破れて帰り道を歩いた者だ。そのハルが、ロナを引き止めた。ロナと話をする前に言葉を探すハルの表情は、ロナの姿をかつての自分に重ねていたが故のものなのかもしれない。

そしてハルと支配人の言葉に応え、アイドルを続けることにしたロナちゃん。彼女はニコさまから貰った勇気でステージに立つ。その視線の先には、ニコさまでなく、彼女自身のファンの姿があった。

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↑EPISODE1.0-003 最終話「オール・アバウト・マイ・アイドル」より。普段はおちゃらけているコニーも、アイドル論になると真剣になる。彼女がなぜマネージャーとなったかのヒントもそこにあるのだろうか。

 

セブンスはアイドルとして大成功したと思われているが、ニコル本人はナナスタのアイドル達に対して自分達とは違う道を歩んで欲しいと思っている。アイドル自身の魅力を引き出すことを念頭に考えている彼女は、もしかしたら、自分達が歩まなかった未来を期待しているのかもしれない。

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↑EPISODE1.0-003 最終話「オール・アバウト・マイ・アイドル」より。

七咲ニコルからの、この言葉。

それは諦めずに帰ってきて、アイドル角森ロナとして歩み始めたロナちゃんに対する、最大の祝福であり賛辞であり褒美だったことだろう。

 

 

5 . アイドル・角森ロナ

アイドルになることはゴールではなく、スタート。憧れのニコさま、そしてハルやムスビをはじめとする仲間達とのアイドル生活。その中でロナちゃんはあることを感じていた……。

ある日、ロナちゃんはアルバイトしているビバドの前で、単独ソロライブを行うことになる。独りでライブなんて出来ないとその場にいたハルとスミレにも協力(共演)を頼むのだが、コニーはそれを跳ね除ける。またしてもニコさまに背中を押されたロナちゃんは、単独でのライブ出演を決意、コニーとの特訓を始めることになる。

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↑EPISODE2.5-003 「ウィッシュ・ユー・アー・ヒア」前編より。アイドルとは遊びではない。コニーはロナちゃんにプロ意識を教え、そしてマンツーマンのレッスンを始める。

 

独りでライブをするのとユニットでライブをするのとではまるで違う。その分だけスペースを活かしたパフォーマンスをしなければならず、また代わりはいないため休むことも許されない。コニーは熱心に指導を続けるが、運動が苦手ではないとはいえ得意でもないロナちゃんに、少しずつ疲れが見え始める。

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↑EPISODE2.5-003 「ウィッシュ・ユー・アー・ヒア」前編より。コニーの指導から本気度が伝わる。厳しくするのは、それがロナちゃんのためだと心から思っているから。ロナちゃんもニコさまのメニューについていこうと必死だ。応援にきたナナスタのメンバーも2人の集中した特訓に驚くほどであった。

 

本当にこのままで大丈夫なのか。ただ頑張ればいいというものではなく、プロなのだからパフォーマンスは完成されたものでなければならない。難度の高いものに全力で挑戦したけど本番は失敗してしまいました、では許されないのだ。技量や体力や心身の状態と向き合いながら折り合いをつける。それは恥ずべきことではないし、むしろしなければならないこと。

そのためコニーも支配人もロナちゃんに対してダンスの難度を下げようと提案するが、彼女はそれを拒む。どうしてか。彼女の口から発せられた思いは、周りに対する焦りにも似た羨望であった。

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↑EPISODE2.5-003 「ウィッシュ・ユー・アー・ヒア」中編より。

ロナちゃんがアイドルを志したきっかけは、七咲ニコルであった。しかし、自分は七咲ニコルにはなれないと分かった。仲間達はそれで良いと言ってくれた。

でも、じゃあ自分はどうなりたいんだろう。ロナちゃんはそのことに悩んでいた。ニコさまのようになりたいという願いは今も抱いているが、ニコさまを目指すことはやめた。しかし自分はそこで足踏みしていて、目標がハッキリしてる仲間達のように変われていない。

ニコさまになりたい。それ以外の目標を、自分が歩むアイドルとしての道をより明確にするため、ロナちゃんは単独ライブという壁を乗り越えたかったのだ。周りに頼っているだけじゃない。自分の輝きでステージを満たせる、ファンの心を照らせるのだということ。そのことをロナちゃんは求めるようになっていた。

それは他でもない七咲ニコルが、そういうアイドルであったからだ。

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↑EPISODE2.5-003「ウィッシュ・ユー・アー・ヒア」中編より。ロナの意志に固いものを感じたコニーは、弱気になって悪かったと謝る。それはロナちゃんという1人のアイドルが持つ覚悟に対するリスペクト。その姿はまさしく敏腕ジャーマネに違いない。

 

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↑EPISODE2.5-003「ウィッシュ・ユー・アー・ヒア」中編より。本当にこれで良かったのかなと心配する支配人に、コニーが語る。彼女もまた答えは分からないなかで、ロナちゃんを信じることにした。

 

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↑EPISODE2.5-003「ウィッシュ・ユー・アー・ヒア」中編より。支配人が去ったあと、コニーは1人呟く。かつての仲間はもういない。頼れる人がいないなかで、彼女は頼られる側の存在となっている。「寂しいよぅ」コニーの声優・水瀬いのりさんの表現する寂寞感が素晴らしい。

 

元 伝説のアイドル七咲ニコルといえども、ステージを降りれば1人の19歳の女の子。セブンスの活動についてはEPISODE0.0、EPISODE0.7、EPISODE3.0-012などでしか語られていないが、特にEPISODE0.7などを見れば、彼女の独白にも感じるものがある。

今の彼女はマネージャーであり、アイドルではない。ステージに立つのはコニーではなくロナちゃんだ。だから彼女がどれだけ頑張ろうとも、結局のところロナちゃんが失敗すればそれは失敗なのだ。他人を信じることしかできない裏方だからこその無力感も感じたのだろうか。

七咲ニコルは天衣無縫のアイドルテロリストと呼ばれたそうだが、六咲コニーはそうはいかない。自由気ままにやれたあの頃とは違う。もしロナちゃんが失敗した時、誰よりも傷つくのはロナちゃんだ。その責任を負いながら、それでもコニーはロナちゃんを信じて送り出す。その勇気は、アイドル角森ロナがくれたものではないかと私は思う。

 

ここで、神様はさらに試練を課した。当日に用意されたステージは、聞いていたよりも遥かに大きなものだったのだ。

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↑EPISODE2.5-003 「ウィッシュ・ユー・アー・ヒア」後編より。あちらのご厚意ではあるが、支配人もコニーも困惑。既に客は入っていて変更は不可能。対策を打てないまま、開演の時間が迫る。

 

なんとか壁を乗り越えようとしているロナちゃんを試すような舞台変更に、彼女は青ざめてしまう。

「助けてニコさま……。ニコさま……怖いよぅ……」

やっぱり自分にアイドルなんて。何度も振り払ってきた感情が再び彼女の胸に湧き上がる。

そんな彼女を助けたのはt7sの仲間達であった。

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↑EPISODE2.5-003「ウィッシュ・ユー・アー・ヒア」後編より。

楽屋で青ざめるロナちゃんの元に電話が届く。彼女達はロナちゃんが本番前に怯えているだろうかと心配していたのだ。

「ロナを信じる」

仲間達の言葉がロナちゃんをステージに向かわせる。ハルが言ったように、ロナちゃんがニコさまに支えられながら育んできた勇気によって、何度でもロナちゃんは少女からアイドルへと変身する。その光景を見たコニーは、私達の出る幕じゃなかったねと支配人に対して嬉しそうに語った。

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↑EPISODE2.5-003「ウィッシュ・ユー・アー・ヒア」後編より。コニーはロナちゃんと仲間達の絆を見て、何を感じたのだろう。

 

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↑EPISODE2.5-003「ウィッシュ・ユー・アー・ヒア」後編より。

このブログを書くにあたってエピソードを読み返しているのだが、私は2周目ながらこのシーンで感泣してしまった。

さっきまで泣きそうになっていたロナちゃんの、この天使のような明るい笑顔。そしてなにより、「今日が楽しかった人にも悲しかった人にも、届くように歌います!」という台詞。これはかの七咲ニコルがファンに向けて言っていた「俯いているキミも、泣いているキミも、全員まとめて笑顔にしちゃうから覚悟しろー☆」を意識してのものだと思われるからだ。

あぁ本当にニコさまのことが好きなんだなと思うと同時に、今の君はニコルのように輝いているよ、これだけの人の心を動かす凄いアイドルなんだよと、伝えてあげたくなる。アイドル角森ロナの確かな成長。彼女は見事に壁を乗り越えてみせたのだった。

 

そしてEPISODE3.5へ。

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↑EPISODE3.5-003「誰かの光」前編より。壁を乗り越えたロナちゃんは、アイドルとして順調に成長していた。

 

アイドル角森ロナとして板についてきたロナちゃんに、ある女の子から手紙が送られてきていた。それは「私もロナちゃんみたいになりたい」というものであった。

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↑EPISODE3.5-003「誰かの光」前編&中編より。かつての自分と重なる少女の願いを、ロナちゃんは嬉しそうに語る。

 

「自分がニコさまにそうしてもらったように、自分も誰かを支えたい。誰かの背中を押してあげられるアイドルになりたい」七咲ニコルに憧れてアイドルとなったロナちゃんにとって、少女の願いは無視できるものではなかった。

そして自分も誰かの憧れになっているのだという喜びは、見ている私達にも伝わってくる。勇気を出してステージで歌ってきたロナちゃんは、ファンの目には七咲ニコルのように輝いて見えていたのだ。


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↑EPISODE3.5-003「誰かの光」中編より。コニーはロナちゃんの話を聞いて、歌う場所を用意してあげると約束。その結果、素人のど自慢大会のステージでデビューすることが決定した。

 

女の子のために頑張るロナちゃん。ただでさえアイドルと学業とバイトを並行して頑張っている身にも関わらず、女の子の練習メニューや衣装まで考えていた。それは自分がアイドルとしてデビューするとき、コニーや支配人がしてくれたであろうことだ。

だがアイドルとしてステージに立つのは、容易なことではなかった。数十人、数百人という人に見られる。ネット配信だってされるかもしれない。失敗したら何と言われるか。

多くの人の前で何かをするには、並でない勇気が必要だ。アイドルとしてステージに立つということは、たった1人の歌と踊りで大勢の知らない人の心を魅了しようということ。普通はできるはずのない挑戦。女の子は「ロナちゃんのように歌いたい」と願う自分と、「怖い」と怯える自分とで戦っていた。

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↑EPISODE3.5-003「誰かの光」後編より。そして女の子は、白旗を上げてしまった。

 

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↑EPISODE3.5-003「誰かの光」中編より。悲しげに笑うロナちゃん。女の子の勇気を最後まで支えてあげられなかった。そんな悔しさもあるに違いない。

 

七咲ニコルは自分を支えてくれた。でも自分は七咲ニコルにはなれなかった。女の子は恐怖に負けてしまった。それは自分の力が足りなかったから。

ロナちゃんは葛藤したことだろう。アイドルとしてこれまで成長してきて、それでもまだ足りない。ニコさまは遠い。自分のアイドルデビューを後押ししてくれたニコさまのようには……。

ロナちゃんはここで思い出したのではないか。自分がアイドルとしてデビューしようとしたあの時のことを。同じように諦めそうになった自分のことを。もう一度前を向かせてくれた、もう1人のアイドルのことを。

 

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↑EPISODE3.5-003「誰かの光」後編より。

意気消沈しているかと思いきや、ロナちゃんは2人分の衣装を持ってナナスタを飛び出す。その姿を見てムスビは言った。「なんかハルみたい」と。

そうだ、ハルだ。諦めて夢からの帰り道を歩いていたロナちゃんの、その手を掴んで離さなかったのはハルだ。もう一度ロナちゃんを前に向かせてくれたのはハルだった。

アイドルとは、七咲ニコルになることじゃない。もちろん春日部ハルになることでもない。誰かの背中を押してあげる。頑張る誰かを支えてあげる。それがロナちゃんにとってのアイドルだ。

 

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↑EPISODE3.5-003「誰かの光」後編より。ライブ出場はなくなり、レッスンももう無い。しかし来る必要のない場所に、女の子はいた。


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↑EPISODE3.5-003「誰かの光」後編より。もしあの時に帰ってしまっていたら、今のロナちゃんはいない。勇気で誰かを支えられるアイドル角森ロナはここにいない。変わりたいという自分の願いを裏切らないで。逃げずに単独ライブを成功させたロナちゃんだからこそ響く言葉だ。


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↑EPISODE3.5-003「誰かの光」後編より。ロナちゃんには女の子の気持ちが誰よりもわかる。だからこそ、かつての自分にかけてあげたかった言葉を彼女は紡ぐ。ハルが気付かせてくれた大切なことを、優しく少女に語りかける。


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↑EPISODE3.5-003「誰かの光」後編より。

「一緒に頑張ろう」この言葉に、私は角森ロナというアイドルの本質が現れていると思う。そう、ロナちゃんはニコさまやセブンスのように圧倒的なカリスマで見る者を引っ張ることはできない。その燦然たる輝きで背中を押してあげることはできない。それはそうなのかもしれない。

だがロナちゃんは、そうしてニコさまに背中を押され、弱い自分を変えた女の子だ。だからこそロナちゃんには変わりたいという気持ちが誰よりも理解できる。変わりたいと願う人に誰よりも寄り添うことができる。

一緒に頑張る。一緒に頑張るのだ。一緒に頑張ろうという彼女の言葉が、見る者に勇気を与えてくれるのだ。1人じゃない、無理なことじゃない。それを自らを持って証明し示し続けるアイドル。それが角森ロナちゃんなのだ。

 

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↑EPISODE3.5-003「誰かの光」後編より。

ロナちゃんの導きだした答え。ロナちゃんが辿り着いた心境。コニーはそれを聞いて、「すっごく嬉しい」と語る。そう、それこそコニーがロナちゃんに期待した、新しい時代のアイドルの姿だった。

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↑EPISODE1.0-003 最終話「オール・オブ・マイ・アイドル」より。(再掲)

 

 

6 . プラスワン

EPISODE4.0は多くの支配人に衝撃を与えた。

これまで以上の長編、シリアス、一部にアニメーション実装、そしてコミュの長さ……。

その全てを語ろうとすると2万字を超えてしまうため、ここではEPISODE4.0の名場面、第11話「あなたの背中」におけるロナちゃんがコニーへと語りかける場面について書くこととしよう。

 

第11話の段階で、ナナスタはもちろんコニーも追い詰められていた。

マネージャーでありながらハルを支えきれなかったこと、かつての自分達の行いを強く否定されたこと、それについて何も言えないこと。

EPISODE0.7や3.0-012「スマイル」にも書かれているように、アイドルというのは自由ではない。巨大なビジネスの歯車の一つでしかなく、アイドルの一挙手一投足に多くの人の人生がかかっている。売れれば売れるほど背負うものが増える。そうした重圧からアイドルを守りたいと思うコニーにとって、ハルが倒れてしまったことはショックであった。

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↑EPISODE4.0 第11話「あなたの背中」より。スタジオで1人、未だに名前を偽っていることや過去の自分の行いにまで怒りを向けようとするコニー。偶然通りかかったというロナちゃんが電気をつけて隣に座る。この照明はコニーの闇落ちをロナちゃんが防いだことを意味する。

 

ロナちゃんはコニーに向かって、七咲ニコルの物真似をする。そして改めて、セブンスによって救われたことを語る。だがそれだけじゃない。ロナちゃんはセブンスが解散しても、セブンスが変わらず好きだったと語る。これはコニーが七咲ニコル(ひいてはセブンス)のやっていたことが良くなかったのではないかという疑心を晴らすと同時に、セブンスの解散によってそれまでセブンスが届けようとしたものが失われたわけではないんだということを伝えているのだ。

事前に、EPISODE 4U 第4話においてウメはセブンス解散後にアイドルに失望したこと、そしてEPISODE4.0において何度もセブンス解散がアイドル氷河期の原因であることを指摘されていたこと、それを踏まえてのこの言葉である。セブンスの大ファンであり今なお七咲ニコルを敬愛するロナちゃんだからこその言葉だ。

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↑EPISODE4.0 第11話「あなたの背中」より。「セブンスが解散しても、その気持ちは変わらなかった」というロナちゃんの台詞を聞いて、その場面でコニーの表情は驚きに変わっている。細かな表情の差分にも注視しながらコミュを追うと深みが増す。これはナナシスに限った話ではないが。

 

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↑EPISODE4.0 第11話「あなたの背中」より。

これまでt7sとして活動してきて、色々な葛藤があった。それを乗り越えてきて、成長していく中で、アイドルとは何なのか考え続けてきた。ロナちゃんを始めとしてアイドル達の成長を見てきた私達支配人としても感じるものがある。

だが今回、t7sは解散の危機にある。アイドルとは何なのか、これまで自分達が思い描いてきたものや導き出した答えが本当は違っていたのかもしれない。そういう風にt7sだけでなくコニーまで、みんなが思っている。しかしその状況にあっても「迷っていない」とロナちゃんは言う。


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↑EPISODE4.0 第11話「あなたの背中」より。ロナちゃんにとってセブンスや七咲ニコルは絶対無敵であった。その強さに背中を押された。でもそうじゃない。彼女達も1人の少女なのだ。そう気づくことができたのは、ロナちゃん自身がEPISODE3.5-003「誰かの光」において、強いアイドルとして憧れられる側に立ったからだ。


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↑EPISODE4.0 第11話「あなたの背中」より。

セブンスだって涙を堪えられたわけじゃない。たくさん陰で泣いていた。それでもファンには涙を隠した。そうやって絶対無敵のアイドルでいてくれた。アイドルであることの難しさ、アイドルという存在の脆さを知って、やはりセブンスは私にとって最高のアイドルなんだと思った。

ロナちゃんの中でのセブンス(七咲ニコル)との距離は、これまで何度も変わってきた。しかしその存在が憧れであり勇気の源なんだということは、一貫して変わっていない。涙を隠し続けたセブンスの強さが、ロナちゃんの心の中での輝きの強さになっている。


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↑EPISODE4.0 第11話「あなたの背中」より。

逃げない。逃げたくない。それは強い自分でいたいから。セブンスのように強いアイドルでいたいから。ここで逃げてアイドルを続けたとして、それはロナちゃんの望むアイドルの姿ではないから。セブンスならきっと、逃げないから。

七咲ニコルは逃げなかった。七咲ニコルはもうアイドルではないけれど、絶対に逃げなかった彼女の姿が今もロナちゃんの背中を押してくれている。ロナちゃんにとってのアイドルとは、EPISODE3.5-003「誰かの光」後編で言われているように、ライブを通して勇気を与える大きなアイドルになることである(上述)。それであれば、ここで逃げるわけにはいかない。

迷っていないのは、すでにロナちゃんの中で理想のアイドル像が明確になっているから。そして七咲ニコルという強い光がまっすぐに道を照らしてくれていることからだ。


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↑EPISODE4.0 第11話「あなたの背中」より。

涙を隠して笑顔を見せる。それがセブンスであり七咲ニコルというアイドルであった。そのことは引退して六咲コニーと名乗ってからも変わっていない。コニーは自分の名前を偽っているが、ロナちゃんはその " 嘘 " を、" 愛 " だと告げる。

アイドルにとって勇気とは、どんな時でもみんなの前に立つこと。恐れないこと。

アイドルにとっての愛とは、どんな時でも笑顔でいること。涙を隠し続けること。

コニーは引退してもなお、ロナちゃんにとって上二つを満たす強いアイドルであり続けた。


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↑EPISODE4.0 第11話「あなたの背中」より。

コニーは今も自分にとってアイドルだ。それは愛ゆえの嘘をつかなくても変わらない。自分達はコニー、いやニコルのありのままを受け入れられる。なぜなら七咲ニコルという存在に導かれてきたのだから。

もう言葉は要らない。私は涙が止まらない。


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↑EPISODE4.0 第11話「あなたの背中」より。

ここにおいて、コニーは六咲コニーと名乗ることをやめる。駆けつけた支配人に対して「七咲ニコル」と初めて名乗り、ハルのもとへ向かっていった。伝説のアイドル七咲ニコルそのものの後ろ姿を見て、ロナちゃんの頬を涙が伝う。七咲ニコルが帰ってきたのだと。

 

角森ロナ。ロナという名前は67(ろく、なな)である。6→7なのだ。

六咲コニーを七咲ニコルへと変える。それは他の誰でもないロナちゃんにしかできないことであった。

 

 

7 . ナナシスをすこれ

ロナちゃんについて語ると言いながら結局はロナちゃん回のコミュを読むだけになってしまった気もするが、少しはロナちゃんやナナシスの魅力が伝わっただろうか。

もし伝わっていなかったとしたら、それは私の拙い文章のせいなので、ナナシスをプレイして自らの目でコミュを読んでほしい。

伝わったのだとしたら、この機会にナナシスという素晴らしいコンテンツに触れて欲しい。

2020年6月現在、もう少しでストーリーが完結し、映画化も迫っている。私は、より多くの人にこのコンテンツが愛されることを願ってやまない。

最後にこの記事のタイトル回収をして締めくくりとしよう。

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1万4千字も読んでくれてありがとうございました。

今回のようにキャラに注目して作品について書くというのを、今後もしようかなと思っています。書いていて私自身も発見があったりするし楽しいので。次回は響け!ユーフォニアムについて書くつもりです。リクエストありましたらコメントなりTwitterのリプやDMなりどうぞ。

お金があるなら大学を卒業しとけ

両親がせっかくお金を出してくれるというのに、大学を卒業しない?

入学したのに辞める?面倒だから留年する?アホな大学入っても4年を無駄にするだけ?

 

アホなのはお前だよ

 

大学なんてお金さえあれば入学して卒業できるんだから、お金あるのに卒業しないやつは馬鹿だよ馬鹿

馬鹿だから大学入れ

勉強なんか全くしなくていいから大学行け

バイトして遊んで飲み会するだけでいいから大学を卒業しろ

GPAなんてスカスカでいいから卒業しとけ

大学の偏差値なんか大して気にならんから、とりあえず留年無しでストレートに卒業しとけ

 

高卒で就職するなら別にいい

高卒で就職できないとか、したくないとか、地元出たいとか、年収500万は超えたいとか、それならとりあえず浪人も留年もしないで大学卒業しとけ

四年大学出てるだけで全然違うから

本当に全然違うから

嘘だと思うなら就職先探してみろ

いいか、大学を卒業しとけ

いわゆるFランでいいから四年大学を出とけ

 

あと留年はすんな

浪人も2年までだ

三回受験して受からないんならもう諦めた方がいい

明らかに熱意か才能が足りないだろ

いや別に自己責任だし多浪合格の素晴らしい人も知ってるしそもそも東大離散とかが運ゲーに近いこともなんとなく分かってる

だから全員に言ってるわけじゃない

でも基本的に浪人は2年までにしとけ

そんでもって留年は絶対にすんなよ

留年に才能なんて関係ないからな

大学で友達作って程々に出席して課題だせば単位なんか出るんだよ

医学部とか目指さない限りはダラけなければ単位出るんだよ

なんなら多少ダラけても出るんだよ

俺なんか実験のレポート1枚とかでも単位出たことあるぞ

教授は優しいから質問すれば答えてくれるし、めっちゃお願いしたら卒業させようとしてくれる

向こうが求めてるのは研究者であって、何年もダブるアホじゃないからな

だからとりあえず単位は死ぬ気で貰いに行け

可でいいから貰っとけ

 

周りのやつなんてお前に比べたら大概はアホなんだよ

日本人の中で大学卒業する奴が何割いるか知ってるか?

小学の同級生の何人が大学卒業したか、地元のやつに聞いてみろよ

社会もクソだから、大学を卒業するってだけで、どんな馬鹿でも日本の半分くらいにはいけるんだよ

浪人も留年もしないで大学を卒業するだけで日本人の2人に1人を虚仮にできるんだよ

同じアホでも、大学を出てるか出てないかだけで社会の評価は日本人ランキングで3000万位くらい変わるんだよ

卒業しないのはアホだろ

馬鹿でいいから大学は卒業しとけ

 

 

いいか、大学は卒業しとけ

留年しないで大学を卒業しとけ

院なんか行くやつは無視してていいからな

院出るやつは賢いことが求められるから、自分がアホだと思うなら院には行くな

とにかく四年で大学を卒業して就職しろ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

俺はしない

中国史面白い時代ランキング

どうも、うぱーです。

いやぁ〜………暇だね!

コロナ、キライ、ライブ、ナクナル、バイト、デキナイ、オカネ、ナイ、アベ、ユルサナイ

まぁ最後は冗談ですけど。総理大臣って1年中炎上し続けてるようなもんだし、大変だよね。

 

前置きはさておいて、あまりにも暇なので歴史の話題で記事を1つ書こうかなと。私が得意なのは主に中国史と日本史(一部)って感じなんで、中国史で書きます。

だって戦国時代とか幕末とか、今さら書いても新しい発見少ないでしょ。司馬遼太郎とか読んだ方が面白いに決まってる。テレビでもよくやってるしね。

そういえば、この一個前の記事でツンデレキャラについて書いたんですけど、全く閲覧されてなくてびっくりしました。意外と政治系の記事の方が伸びるんですね……。それとも政治系の記事はTwitter以外から見にくる人が多いってことなのかな。

まぁそういうわけでね、この記事もどれくらい閲覧されるか分かりませんが、暇つぶし感覚で書いていきます。

 

 

内容はタイトル通り、『中国史面白い時代ランキング』。私はブログが長くなりがちなので、今回は短めにトップ5にしましょう。

もちろん私の独断と偏見で選んでます。言ってしまえばどの時代も面白い要素はありますし、そもそも何が面白いかは人によって違いますから、場合によっては「何言ってんだこいつ」ってなるかも。

一応言っておくと、私の好きなのは戦乱。文化や政治より軍事外交がやっぱり好きです。ダイナミックでハラハラするというか、命かかってるからですかね。そういう意味では政争とかも好き。成り上がりが多くて夢があるっていうのも大きいです。

あと時代区分についてはザックリと区切ってるので(例えば「三国時代」みたいな)、その時代だけでも100年以上あったりします。そこはご了承を。

 

さて早速、第5位!

五胡十六国南北朝時代

・良いところ : ぶっとんでる人が多い。中国史の大きな転換点。

・惜しいところ : 笑顔で人に語れないエピソードが多すぎるため、映像化や書籍化に向かない。ややこしくて覚えにくい。

・コメント

五胡十六国時代って、一言で言えば混沌(カオス)。なんかね、すごく殺伐としてるんですよ。だから暗〜いイメージを持たれやすいのかなと思ったり。あと、とにかくややこしくて分かりづらい。中国史入門者にはオススメできません。

ただ面白いんですよ。分かれば面白い。この時代に異民族が沢山なだれ込んできて、それまでの漢民族の文化と混ざるんですね。その化学反応だとか、異民族と漢民族の関係だとか、宗教との関わり方だとか、もうとにかく何もかもが混ざってごちゃごちゃしてる。

中国の文化について語るときは漢や唐や清がよく引き出されると思うんですけど、この時代を抜いては語れませんよ。それくらい重要だし、だからこそ面白い。

例えば前秦の苻堅。彼は中国の北半分(華北)を統一して、あとは南部に侵攻するだけという状況までいきました。この頃は北部と南部の格差が大きくて、実質天下の8割は苻堅のものだったと言えます。だからイケイケで苻堅は大軍を率いて南進しました。その数は号して100万(実数20〜30万くらいですかね。戦闘員は10万くらいかな)! ところがなぜか惨敗して、さらには国に逃げ帰ったあと部下の寝返りが多発、最後には殺されてしまうんです。耳がキーンとなるくらい高低差激しい人生。これが乱世なんですねぇ(興奮)。

個人的に好きなのは後趙の石勒。奴隷から皇帝になるという、世界的にもなかなかの成り上がり(中国史では唯一)。異民族でしかも奴隷の時期もあったくらいなので文盲であったらしく、しかしそんな人でも皇帝になれてしまうのが乱世クオリティ。この人は戦争に強いし謀略もお見事なんですけど、どちらかといえば悪役タイプなんですよね。ダークな部分が多いし、何回負けても勝つまで戦おうとしてくる生命力もあるし。なかなかに主人公補正がかかった人生で、やはり英雄に運というパラメータは必須なんだなと、そう思わせてくれる人。ちなみに中国史のなかで最初に仏教を国が保護したのは、この石勒の後趙なんですよ。読み書きできないのに勉強熱心で、でも激情家だから虐殺とかもしてしまう。死ぬまでに彼を扱った歴史小説を書きたくて、今も調べています。勝つためなら何でもする人って、良いですよね。

あ、言い忘れましたが、五胡十六国南北朝って約300年あるんですよ(およそ五胡十六国が150年で南北朝が150年)。とっつきにくいので、個人の列伝とかから入るのが1番です。全体の流れは後で覚える方がいいと思います。この時代に限った話ではありませんが。

 

 

長くなってしまいました。続いて第4位!

中国共産党

・良いところ : 現在進行形なので、先の展開を予想する楽しみがある。資料が豊富で調べやすいし深く考察できる。

・惜しいところ : とにかく印象が悪い。好きだと公言すると99%の確率で嫌な顔をされる。

・コメント

「歴史のランキング……ですよね?」

はい。不服か?(クロコダイル)

国史の一部として、中国共産党を見てみると面白いですよ。例えばこの記事を書いているのは2020年4月なんですが、「次の5中全会では何が決まるかな」「第14次5ヶ年計画はどうなるかな」「第6世代は陳胡かな」と予想したり。これは誰も答えを知らない歴史クイズですからね。

あと毛沢東や鄧小平や周恩来といった建国時の人物も魅力に溢れてる。私が大好きなのは彭徳懐。戦後にアメリカ正規軍を敗走させたのは彼だけです。もうそれだけで格好いい。林彪とか朱徳より彭徳懐ですね。彼のような人物が粛清されてしまったのは、やはり悲しい……。

最後に私からの注意。この時代はめっちゃ面白いけど、良い子のみんなは密かに楽しもうね。うっかり外で口に出すと、親戚に変な子扱いされたり友達を失ったりするよ。

 

 

どんどんいきますよ、第3位!

春秋戦国時代

・良いところ : 定番の逸話や故事成語の元ネタが多数ある。キングダムとかもあって話の通じる人が多いし、歴史小説も結構あるから楽しみやすい。

・惜しいところ : 古いので良くわかってないことが多い。

・コメント

国史を勉強してて1番実生活で役に立つのは、おそらくこの時代。諸子百家だとか知ってると教養あるなぁ〜って思われそう。

あとまぁ熱心な人気があるのもこの時代だと思います。この後でてくる某時代は知名度のお陰で人気が抜群だけど、この時代について知ってる人で「春秋戦国時代は好きじゃない」っていう人は珍しいんじゃないかな。

これは古い時代について全般的に言えることなんですけど、よく分かっていないからこそロマンがあるんですよね。妄想の幅が広がるじゃないですか。それに春秋戦国時代って中国(中華)が統一される前なので、そういう意味で逆に新鮮に感じられるというか、他の時代とは違う雰囲気がある。そういうとこに惹かれます。

一つ面白いエピソードを紹介すると「顰に倣う」というのがあります。

「ある村にものすごく美人な女性がいました。その美女は持病を抱えていて、痛みによって眉間(顰)に皺を寄せるたびに、その姿がとても美しいと言われていました。

ある日、その美女が眉間に皺を寄せているのを見たブサイクな女の人が、自分もあんな風に美しく見られるのかと思って(モテ仕草だと思って)、眉間に皺を寄せてみました。すると元からブサイクだった顔がさらに酷くなってしまい、村人はみんな玄関の戸を閉めて、家の無い人達は家族を連れて遠くへ逃げてしまいました。」

このエピソードによって、顰に倣うっていう言葉は『むやみに他人の真似をするのは良くない』という意味になったそうです。

何回聞いても酷い逸話だ……(笑)。いくら女の人が醜かったとしても、みんなドア閉めたり遠くへ逃げたりって、災害みたいな扱いしなくてもいいのに。

ちなみに私は高校1年生の時に櫻井翔くんのモノマネをして、クラスの女の子から怒りの個人LINEが来たことがあります。顰に倣うとはまさにこのことですね。(ちょっと違うけど)

 

いよいよ、第2位!

三国時代

・良いところ : とにかく知名度抜群なので語れる仲間も多い。ゲーム、アニメ、漫画、小説、どこからでも入れる。

・惜しいところ : 人気の時代なだけあって、三国時代好きだよって人の歴史詳しい度合いは本当にピンキリ。

・コメント

1位にしなかったのは私が逆張り人間だからではなくて、物語として見た時に鬱エンドだから。同率1位でも良いくらい好きだし面白いと思ってます。

私が今さらコメントするまでもないかもしれませんが、この三国時代はやっぱ面白いですよ。東漢(後漢)末期からの流れ。まさに人間ドラマですね……。歴史ではないんだけれど、三国志演義という作品の出来の良さは、古今東西の歴史ものの中でも群を抜いてると思います。

あ、そうだ。よく三国志人気に逆らって、「この時代の人物は大したことない」って言われがちなんですけど、決してそんなことはないんですよ。

特に曹操諸葛亮関羽の3人は中国史全体を見ても上から20番の中には名前が挙がる人物ですね。まぁ関羽はちょっと特殊ではあるんですが、神格化を抜きにしても武勇の象徴として関羽張飛は引き合いに出されたりしてます。

曹操は多芸に秀でているし、一代で華北を統一してる。諸葛亮の軍制は後の世にも活用され研究されています。

あと諸葛亮は出師表などの忠義心も評価されてます。関羽も、曹操の誘いを断って流浪同然の劉備の元へ向かったことが人気の理由の一つですね。中国はこの義侠的な要素を凄く重視してるんですよ。あとは親孝行だとか。儒教の影響なんだけど、それだけではないです。その話には突っ込みませんが。

 

そして、第1位!

『秦末漢初』(楚漢戦争)

・良いところ : 物語性が抜群。登場人物のキャラも濃い。なにより短くて分かりやすい。

・惜しいところ : 一部、現代日本人には受け付けないエピソードがある。(歴史全体に当てはまる)

・コメント

楚漢戦争ですよ。やっぱりね。項羽と劉邦の時代です。中国史で一番面白いのはここ。

完全創作だと言われても疑わないくらいには物語として完成度高いんですよね。ちょっとだけ紹介してみましょうか。

まずは主役2人の対比。漢の劉邦は中年おっさんで、地元のヤクザのような存在。それに対して楚の項羽は若く、将軍の血を引く人物(エリートではないが)。

そして物語の展開。圧倒的に強い項羽が、勝ち続けながらも最後には劉邦に敗れる。

項羽ってRPGで言うと魔王みたいに強いんですよ。劉邦も別に弱いわけじゃないんですけど、項羽はめちゃくちゃ強いんです。劉邦が負けたり逃げたりを繰り返しながら、最後の最後で項羽を追い詰める。ゲームみたいなシナリオですね本当に。冒頓単于とかいう裏ボスがいるところも含めてね。話が出来すぎている……(感動)。

私が好きなシーンを紹介します。

終盤に項羽が兵糧切れや疲労で流石に戦い続けるのが苦しくなって、劉邦と和睦(仲直りの約束)をすることになるんですね。それで項羽率いる楚軍は帰っていくんですけど、劉邦率いる漢軍の軍師達(張良と陳平)は「今ここで和睦を破棄して後ろから追撃しろ」って言うんですよ。「今しか勝つチャンスないぞ!」って散々言われて、劉邦もそこまで言うならと和睦を破って攻め込む。それに対して項羽は「ふざけるな!」って怒るんです。当然ですよね。約束破ってるわけですから。そして戦った結果、項羽が勝つんです。(え?)

いや面白すぎませんか。絶対勝つ流れなのに、劉邦そこで負けるんかいと。食事も乏しくなって疲れ果てた楚軍が、後ろから迫ってきた漢軍を返り討ちにするの面白すぎる。まぁこの後もう一回漢軍が食い下がって、有名な垓下の戦い(四面楚歌)になるんですけど。

私が1番好きな人物は、陳平ですね。

おっと、既に5千字を超えてるので、陳平についてはまた別の記事で書きます。中国史人物紹介とかの記事にしようかな。他にも書きたい人がいるので。

 

 

 

 

 

はい、というわけで、中国史面白い時代ランキングでした。

冒頭でも書いたように、他にも面白い時代はたくさんなんですよ。

例えば隋末唐初。突厥征伐の軍勢のオールスター感はたまりませんね。私は李世民が大好きです。唐朝も好きです。日本は唐の派生進化ですから勉強すると面白いですよ。

他にも元末明初。豊臣秀吉のスケールを10倍に膨らませたような英雄・朱元璋三国志演義赤壁の戦いの元ネタになった鄱陽湖の戦いは中国史屈指の名場面ですね。陳友諒も張士誠も良いキャラしてます。諸葛亮張良に並んで名軍師と言われる劉基もこの時代。

宋も元も軍閥時代も……ってなるとキリがないので止めておきます。まぁそのうちどこかで話をするかも。しないかも。

 

国史好きがもっと増えてくれたらいいなぁ、そう思います。

三国志以外のゲームだとか漫画だとか小説だとか、増えてほしいな。

ありがとうございました。

ご報告。

振り返ってみれば長い道のりでした

 

 

幼稚園の頃はイジメられていたかと思えば美人な先生に引っ付いて離れなかったとか

小学生の頃は賢い賢いと言われつつも下ネタがキツすぎたり度がすぎる振る舞いで問題児扱いされ

中学高校では徐々に落ちぶれていき、女子に嫌われ男子に笑われ

受験は全落ちするし、駿台もまじめに通わないし、電通大でも不登校になるし

 

 

前置きはこの辺にして本題に移りますと

今年の秋頃に宣言したように、再受験として日本大学さんの経済学部にN方式(全学部受験)へ出願していました

して、そちらの合否結果が先ほど発表されたのでご報告させていただきます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

不合格でした!!!

 

 

 

 

 

 

 

しってた。

 

ということで元々の予定通り、埼玉でフリーター(アルバイター?)をしながら就活しますね

本命はアニメの制作進行ですが、贅沢言える身ではないので、幅広く探してみます。

正直もう自分の人生(キャリア)にそんな興味ないんで、餓死したり貧困すぎて鬱とかならない程度に、ゆったり考えていきますね。

 

以上、ご報告でした。

僕はいなかった君達のLIVE

ラブライブフェス、終わりました。

最高……でした。

本当に僕はラブライブ、μ'sとAqoursが好きなんだと再確認しました。ごめんなさい、まだちょっと虹学の方は分からないことが多くて、これからなんですけども。

ラブライブに対する感情や自分語りは今までも主にTwitterで書いてきたけれど、僕自身が後でも見返せるようにまとめて書いておきたいなと思いまして、このブログを午前3時に書き始めています。

 

 

 

僕がμ'sという存在を知ったのは、いつだったか。たぶん中学生の頃だったと思います。

アニメ一期があったからか、何やらものすごく話題になっているなぁと。同じクラスにオタクな友達がいたから、初音ミクとかラブライブとかどんなものなの?って聞いていました。

でも当時はアニメとか馬鹿にしていて、だから真剣には聞いていなくて。

 

僕のブログの別記事でも書きましたけど、高3の春に「新しく1人で楽しめる趣味が欲しい」と思って、思い切ってアニメオタクになろうとしました。

部活を引退しても退屈にならないように。

この世界の出来るだけ多くのものを楽しみたいと思って。

 

そんなこんなでアニメを見始めた高3の夏、ふとyoutubeで「30分で分かるラブライブ」みたいな名前の動画(公式のやつ)がオススメ欄に流れてきたんです。

その動画を見て、正確には見ている途中で、μ'sにハマりました。

そこからは早く、翌日の夜にはアニメ最終話まで見終えてμ'sのことしか考えられないくらいハマっていました。受験勉強のために高校とは別で通っていた某予備校のパソコンで密かにμ'sの音楽を聴きまくって、耳が声を覚えるという感覚を初めて実感しました。園田海未を知りました。絢瀬絵里を知りました。

 

μ'sは既に活動を終了していて、もう見れないと知ったのも、高3の夏のことでした。

 

僕が高3の秋ぐらいの頃にAqoursのアニメ一期がありました。

高まりました。μ'sはもう見れない。けれど、Aqoursなら見れる。もしかしたらμ'sも出るかもしれない。

……でもAqoursはμ'sじゃない。AqoursAqoursだ。そこに複雑な思いもあって。

 

僕がμ'sを好きになったのは、μ'sが解散した年の夏でした。わずか数ヶ月、遅かった。

僕はμ'sを追いかけるようにして、アニメを見て曲を聴いて、でも追いつくことは絶対になくて。

追いつくことも怖かった。もし追いついてしまったら、まるでμ'sがもう走っていないみたいで。でもそんなことあるはずがないじゃないですか。穂乃果達が立ち止まったりするはずない。そんなこと分かってるのに。

 

Aqoursのアニメの1話。μ's解散の数年後に高海千歌ちゃんがμ'sを知って、ハマっていく。そして音乃木坂から転校生がやってくる。よし、自分もスクールアイドルをやろう。

僕は勝手ながら、千歌に自分を重ねて見ていました。

μ'sに憧れて、追いかけていって、でも追いつかない。どうすれば追いつけるんだろう。追いつこうとすること自体、どうなんだろう。

やがてAqoursのメンバー達はμ'sを目指すことをやめました。それからはμ'sという名前はあまり出なくなって。僕もそれを見て、Aqoursを通じてμ'sを求めていた自分を振り払ったんです。

AqoursAqoursで、μ'sはμ's。そんな当たり前のことなのに、頭では分かっていたのに、僕は自分1人ではその境地に辿り着けませんでした。

 

僕らのLIVE、君とのLIFE。

有名なμ'sの曲の1つ、彼女達の始まりの曲の1つ。

でも僕はずっとこのタイトルが苦しかった。

だって彼女達のLIVEを、僕は見ていない。彼女達のLIFEに僕は……。

 

高3の夏にμ'sを好きになってから、3年半、でしょうか。

21歳の1月、ラブライブフェスで、僕はμ'sのLIVEを観ました。

これまでμ'sのライブBDすら見たことがなかった。たぶん、怖かったんです。もう見れない現実を抱えていながら今以上に彼女達にハマるのが怖かったんです。

でも初めて見た彼女達のLIVEは、本当に素晴らしいの一言でした。

数年ぶりであることは演者さん達にとってもそうで、だからあまり曲数は多くなかったし、もしかしたら昔に比べて声も変わってたりするのかもしれません。月日が流れているのだから、当然見た目だって。

でも僕にとっては初めてのμ'sでした。そして確かにμ'sでした。僕の知らないμ's、僕が知ってるμ's、僕が求めていたμ's。

ゲシュタルト崩壊しそうなほどにμ'sと書き連ねたいです。それほどまでに彼女達を知ってからの3年半の時間は、あまりにも長かった。何度も聴いた歌なのに涙が止まりませんでした。だって今まで一度も聴いたことのない声で歌ってくれたから。

 

Snow halation

色褪せない彼女達の名曲。僕が1番好きな曲。

イントロも、サビも、歌詞も、ダンスも、演出も、全部好きです。

聴きたいとは言っていました。歌ってくれるだろうとも信じていました。でも本当にイントロが流れ始めた時、僕はその瞬間が信じられなくて。たぶん、死の間際に走馬灯を見るとしたら、あの瞬間は選出されると思います。

涙が止まらなかったけれど、彼女達のスノハレを1秒も見逃したくなくて、本当に汚い話ですが涙垂れ流しのままで見ていました。コールだとかペンライトの色を変える演出だとか、そんなこと僕にはできなくて、ただ立ち尽くしていました。ただただ、彼女達のスノハレを見ていました。

たぶん今までの人生で1番気持ちの悪い顔をしていたと思います。1番情けない顔をしていたとも思います。僕を産んでくれたお父さんお母さんに見せたら泣き崩れてしまうかもしれないくらいには、僕は僕じゃない顔をしていたと思います。

「急いで いつのまにか 大きくなりすぎた true emotion」

まさに、それ。

 

 

 

ラブライブフェスでのμ'sの復活。昔からのファンの方には複雑な思いもあったのだと思います。そういう意見も見聞きしました。その言葉にもなるほどと思いました。皆さんのμ'sを想う気持ちが強いからこそですよね。

でも僕は、本当に感謝しかありませんでした。

もう一度集まってくれてありがとう。もう一度並んで立ってくれてありがとう。衣装を着てくれて、踊ってくれて、歌ってくれてありがとう。

僕がずっと抱えていたもの、その全てを解き放ってくれたμ's。そして僕が勝手に自分を重ねていたAqoursの素晴らしいパフォーマンス、誰も知らないまだ見ぬ未来を感じさせる虹ヶ咲のスクールアイドル達。

ラブライブフェスのおかげで救われた人間が確かにここにいます。

もう怖くない。これからはμ'sの過去のライブ 映像だって見ていきたいです。穂乃果達が立ち止まったりしていないことを、僕はこの目で確認したから。

 

僕はいなかった君達のLIVE。

でも今は、僕もそこにいます。

僕と彼女達のLIVE、僕と彼女達のLIFE。

まだまだμ'sは止まらない。終わらない。

僕とμ'sのMUSICはまだSTARTしたばかり。

優先席

優先席とは、道徳の敗北である。

 

優先席の設置を良しとすること自体が、日本人が道徳的にまだまだ至らぬ身であることを示している。ひいては優先席の設置を「先進的だ」と言うような人は、もう道徳における敗北を諦観しているのだろう。道徳を軽視してもいるに違いない。

 

優先席が置かれた意味は大きい。

長年にわたって儒教を始めとする思想が担ってきた道徳的拘束力は薄れ、優先するべきだという社会からの圧力と規律による義務感が重きをなすことになったのだ。

優先席の設置により、事実上、その席は譲らなければならない席となったのだ。譲らなければならないから譲るのである。譲られる側も、譲らなければならない席だから譲られているのである。当人達の心情はどうあれ、少なくとも外から見ればそういうこととなる。

 

さらに憎むべきは、優先席の設置によって優先席以外では優先する必要がなくなったことである。

優先するべき席を限定したことで、その席は他の席と隔てられた座席となった。したがってその席は優先するべき特別な席となり、他の席は優先しなくてもよい特別な席となった。

「優先席」を設置することで「非優先席」が設置されたのだ。

相手が高齢者であろうと、妊婦であろうと、身体に障害のある人であろうと、優先しなくてもよい席が設置されたということである。これまでは全ての座席が優先するべき席であったというのに。

 

したがって、優先席とは道徳の敗北である。

 

 

 

 

 

 

というのを電車に乗ってて感じましたとさ。